2011年12月25日。相手は九州でも最強クラスのGNEXT軍団・鹿児島同盟。


さしものロングソード連合隊長ガードリーダーも、月面決戦は序盤から防戦一方の大苦戦。


特にただお氏は鹿児島から馳せ参じただけあって士気は非常に高く、序盤から青軍を猛攻していた。
















相手の実力はこちらよりも数段上。個々に戦っては勝ち目は無い。















 


ガードリーダーは同盟軍の存在を生かすため、長年の仇敵・鮫島幸雄と密接に連携する戦法に切り替え。


鹿児島同盟が高校時代からのタッグなら、こちらは中学時代からのライバル同士w


即席タッグながら防衛戦という守りの利を生かし、ロングソード連合は敵の猛攻を辛くも跳ね返していた。






















第300弾





SDガンダムGNEXT


PartE


















  


序盤から攻めまくられたガードリーダー軍だったが、戦闘開始から9ターン目に待望のドライセンが登場。


ガチャポン戦士2、SDガンダムX、GXなど歴代のガンダムゲーでも活躍した優秀なMSだ。


GNEXTでは前作GXより弱体化したものの、ビームナギナタによる接近戦の強さは健在である。





ツル 「おおお、やっぱりドライセンの大量生産で来ましたか」



ガードリーダー 「鹿児島軍団は強力ですが、それでもドライセンならきっとなんとかしてくれる!」




ただお 「ツルよ、これはちょっとキツくないか?こっちの大半はまだデナンだぞ(汗)」












 


待望の新型機ドライセンは初陣でただお軍のデナン・ゲー2機を造作も無く撃墜し、その優秀さを証明。


これによってガードリーダーと鮫島幸雄はようやく主力となりうるMSにたどり着いたのである。


鹿児島産のデナン・ゲーは侮りがたい機動性だが、さすがにビームナギナタには耐え切れない。















  


とはいえドライセンもまだ生産ラインにのったばかりで、依然ガザDとデナンの死闘が続いていた。


両陣営とも後方の予備戦力を前面に押し立てての乱戦が続き、激闘の最中、


「ガードリーダーがガザD1機でただお軍を3機撃墜」、「ツル氏がデナン・ゾンで鮫島幸雄の逃げまくるガザDを撃ち落す」


・・・など、エース級のバトルに相応しい伝説的な戦果も生まれていた。

















4人の高度な攻防戦は、福岡市南区のGNXT少年たちに大きな衝撃を与えたという。
















 


そんな中、「桜島の火山弾」ことツル氏はTECが9に達するや新型MA・エルメスの生産を開始。


プレイ開始時に言っていた「鹿児島同盟はデナン・ゲーと心中する」という発言はやはりデマだったw


ツル氏はガードリーダーの守りが整ったと判断し、青軍への突撃を断念。


代わりに向かって正面に位置する鮫島幸雄の緑軍にデナン・ゲーの大兵力を差し向けてきた。













 


鮫島幸雄 「いかんね、こりゃ。赤軍はこっちに集中してきたね」



ガードリーダー 「大丈夫。ほとんど黄色軍はいない。多少やられても十分跳ねかえせる!」












 


ただお 「ドライセンは1機で挑んじゃダメだ。堅いわ(汗)」



ツル 「ガードリーダーさんと鮫さん、MAPをドライセンで埋めてきましたね〜」



ツル軍を主力とする鹿児島同盟の攻勢は我が方のドライセン部隊によって撃退。


敵が攻めればこちらが防ぐ。


まさに一進一退、互角の戦いだったが・・・ガードリーダーの顔に笑みはなかった。














 


ガードリーダーはかつてないほど疲れていた。


この4人会の準備に加えて多忙な年末業務や会社の忘年会、


そして止まること無き息子の夜泣きと戦いつつ、連日のHP更新・・・・


そんな疲労困憊の状態で超エース級と言われるツル&ただお氏の猛攻を防いでいたからだ。


その意味ではここまでの影の殊勲者はガードリーダーだった。















だがプレイ開始から2時間してガードリーダーにある懸念がよぎった。


























「敵はまだ本調子じゃないのでは・・・・!?」






















ガードリーダー 「き、来たなッ!ケンプファー!!(汗)」


















TEC11になると同時に、鹿児島同盟は待っていたかのようにケンプファーの大量生産を開始。


ケンプファーは安価かつ1ターンで完成する機体ながら、高い攻撃力を秘めたジオン軍最高の量産機だったのだ。


特にバトル画面全体に広がるほど拡散するショットガン攻撃は強力勝つ命中率抜群。


1ターン製のMSで、ドライセンが接近戦最強ならケンプファーは中距離戦最強と言って良いだろう。
















 


冷静に考えれば、かつてのニューヨークで無敵を誇ったツル軍はこんな強さではなかった。


ツル氏とただお氏、彼らにとって今までの戦いは小手調べ。


すなわちケンプファーが生産できるまでのウォーミングアップに過ぎなかったのだ(汗)




ケンプファーの数がそろえば鹿児島同盟が一気に勝負をかけてくるのは火を見るより明らか。


敵が攻勢に備え、今のうちに守りを固めるのが最善の策だが・・・・・

















 


戦は勢いだ、恐れてちゃ勝機を失う。・・・前に出なくちゃ勝てやしないのだ。


ガードリーダーはケンプファーが大増産される前に、手持ちのドライセン部隊でただお軍の討伐を決意。


ツル軍の影響を受けにくいMAP一番下のラインから一点突破を狙ったのである。











  


ロングソード得意の白兵突撃にただお軍は動揺したが、すでにケンプファー隊で待ち伏せていた。


ケンプファーのショットガンは脅威だが、もしもここで勝てれば黄軍全滅も夢ではない。


ドライセンのビームナギナタを信じ、ガードリーダーは自らを奮い立たせてケンプファーに突貫した。




ただお 「ドライセン対ケンプファー!ツルよ、この対戦カードが月面決戦の趨勢(すうせい)を決めるな」



ツル 「ナギナタで突っ込んでくるから撃って撃って撃ちまくれ!



ガードリーダー 「絶対に負けんッスよ。・・・ゆけい、ドライセン!男になって来い!!





















ロングソード連合隊長の魂を賭けた突撃は・・・




















 


炸裂するケンプファーのショットガンによって、わずか7秒で露と消えた(泣)



















その後もドライセン部隊をただお軍本営に斬り込ませるものの、猛烈な阻止砲火によって被害が続出。


ジリ貧を嫌ったガードリーダーの一点突破だったが、結局何ら戦果を上げることなく失敗に終わった。


そして戦いはドライセン対ケンプファーの終わり無き持久戦へと移行していくのである・・・・。






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