第300弾





SDガンダムGNEXT


PartB

















2010年12月25日。雪降りしきるクリスマス。


ガードリーダーはツル&ただお氏の鹿児島同盟(敵側呼称:ヴァルケーノ・バレット)と交戦開始。


この強力コンビに対抗するため、ガードリーダーは長年の宿敵・鮫島幸雄を招聘。


最高幹部とつおの如き武勇も、群馬参謀ナカユウのような義侠心もない男だがGNEXTの腕は確かである。


我々二人が結託すればこの九州で負けることはそう無いだろうw














自宅到着後、ただお氏から高級な本格コーヒー豆を、ツルさんからお菓子に子供用おもちゃまで頂いた★


わざわざこちらの家までやってきてもらったのに、プレゼントまでもらうなんて恐縮の限りだ。


鮫島幸雄は「これもらったら接待プレイせんといかんくね?w」と笑っていたが、あくまでも勝負は別儀。


お土産はありがたく頂戴し、ついでにGNEXTもガッツリと勝たせてもらう。


・・・・余談だがこちらが返礼としてただお氏のプレゼントしたのは、こともあろうか最凶コミック「獣王バイオ」だった(汗)













 


手持ちのスーファミはイマひとつ動作不安定なので、今回はただお氏に鹿児島から持参してもらった。



ツル 「ついに四人バトルですね!ボクも初めてなんでドキドキします」



ガードリーダー 「ただおさんのマップチタップ、変わった形ですねえ」



ただお 「そうですか?でもちゃんと動作確認もしてきましたので問題はないと思います」



ガードリーダー 「俺達がボンバーマンに使っていた奴と、随分違うよね」



鮫島幸雄 「うん、このタイプは初めて見た」















 



第1ラウンドは月面決戦。軍編成などの初期設定はまたしてもただお氏が鹿児島で仕上げていてくれた。


ガードリーダーは自軍のBGMをお気に入りの2番に切り替え、いざ戦闘開始。



青軍:ガードリーダー 赤軍:ツル 緑軍:鮫島幸雄 黄軍:ただお



ロングソード連合と鹿児島同盟のターンが交互にやってくるというわけだ。


これは「お互いのフェイズを交互にしないと戦局が一気に傾いてしまう」と主張した鮫島幸雄の案だった。
















  


ツル 「おっ、ガンダムですか。ガルスJができるまで作ると思いましたよ」



ガードリーダー 「そういうツルさん達はやはりデナン・ゲーですか。まあ予想通りですw」



鮫島幸雄 「くそっ。手が震えるw」



ただお 「ツルよ、これって一回MS作り忘れたら本当に致命的よな(汗)」


















 


ひとつのミスが命取りになりかねない未知の戦場だけあって、ロングソードも鹿児島同盟も緊張の色は隠せない。


まずは4人ともTEC上げに専念。早期に次期量産機を作るためには技術力UPは必要不可欠だ。














 


ただお 「ガードリーダーさんも鮫島さんも歴戦だけあっていい動きしますねー」



ガードリーダー 「私はいろんな男と戦ってきましたけど、鮫島クンとは実はそこまで戦ってないッスね」



鮫島幸雄 「もうお互い手の内を知り尽くしているんで、今更そんなにGNEXTする理由がないんですよ」




ただお 「僕はツルとは100回以上戦っているでしょうね。今まで一回しか勝ってませんけどw」



ガードリーダー 「・・・わかります。ツルさんは勝利のためには容赦しないお人ですから」




ツル 「はっはっは、これは厳しいですねw」














 


当初の予定では一気にMAP中央の占領を狙っていたガードリーダー&鮫島幸雄。


これ対しツル氏とただお氏はお互いのユニットを隣接させるという奇妙の戦術で南下を開始。


どうやら鹿児島同盟はガードリーダーに狙いを絞っているらしい。





ただお 「どうすんよ、ツル?そろそろ行くかい」



ツル 「OK。攻めていいよ!俺もユニットをどんどん横付けしていくから」













 


「シラス台地の一輪花」ただお氏と「暁のレベンディッカー」ガードリーダーの衝突によってついに交戦開始。


ロングソード連合隊長に的を絞った一点攻撃だが、我が長剣連合の力を少々甘くみすぎである。



ガードリーダー 「ただおさんの心意気は素晴らしいです。・・・では泣きながら鹿児島に帰ってもらいましょう!















 


ガードリーダー 「んげっ!俺のガンダムが!!?」



さすがあのツル氏と百戦戦ってきた男。


・・・・・・・・・めちゃくちゃ上手いです(汗)


















 


鹿児島同盟はこの日のために、ありとあらゆる戦術を研究し尽くしていた。


彼らはCPUがデナン・ゲーを使用したときの欠点を補うため、「マニュアル操作を第一」に掲げていたのだ。


デナンをCPUに使わせない方法は自分に極力CPUの護衛をつけないこと。


集団でバンザイ攻撃してくるガードリーダーに対し、これは非常に危険度の高い戦術だったが・・・


その欠点を赤軍と黄軍が常に隣接することで解決したのである。


MS性能に大差がないのなら、CPUより人間が操作したほうが有利なのは明白だった。


こうしてガードリーダーは常に1対2の状況に持ちこまれ、戦闘では文字通り二人から集中攻撃を浴びるのだった。
















「まさかそんな方法でデナンの弱点を埋めるとは」、あの鮫島幸雄も思わず閉口。


集中砲火を受けるガードリーダーは単身反撃するが・・・・


GNEXTの猛者・鹿児島同盟が操作するデナン・ゲーは異常な強さを発揮し、どう見ても旗色は悪い。





ガードリーダー 「うちのガンダムは2ターンかけて作ったんだ。むざむざと負けてたまるかよ!」



ただお 「すまん、ツル!やられた!」



ツル 「敵の数が減れば構わん。それでいいんだ、ただお。落ちてもお前の勝ちだ!















これまで幾多の激戦を生き延びてきたが、ガードリーダーが戦闘で二人がかりされたことはさすがに皆無。


敵の連携は緻密で強力無比。


超エース級のプレーヤーにサンドイッチにされれば正直為すすべが無い(汗)





ここは鮫島幸雄が緊急出動するべき場面だが・・・・・


















 


なんということでしょう。(「ビフォーアフター」のナレーション風)


鮫島幸雄は苦戦する青軍を尻目に、攻略本を読みながら自分の陣地をしっかり防衛していた(汗)


・・・・まあ彼の性格なら予想できたことだがw




ツル 「鮫さん、全然動いてないじゃないッスか!(汗)



















厚い信頼と絆で結ばれた鹿児島同盟に対し、こちらは仇敵・鮫島幸雄との苦肉のコンビ。


明らかにチームとしての質は見劣りしているが今更後戻りは出来ない。前に進むしか道は無いのだ。





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