従業員有志による小旅行。到着したのは海。

ちょっと田舎へ足を伸ばして海水浴である。













 さすがPiaキャロ2のヒロイン。強気な性格はともかく、

美貌は完璧に近いゾ★



 派手な水着ですな。



 さてどうする。以前みたいに飛び魚ターンでも

披露するか?



 将軍。それはお待ちください。



 む?



 日野森あずさに将軍の武威を示しても、それが

関係改善には結び付くとは限りませぬ。




 では、どうしろと言うんだ?



 日野森あずさは妹の言葉を信じる人間です。










 妹・日野森美奈と三人で遊べば友好度は

大きく上昇するでしょう。



 よし、わかった。あとはまかせろっ★












第1885弾





Piaキャロットへようこそ!2


PartB











丘の上でさえ完全と言われるスイマーが、

水に入ればさらにパーフェクトとなるのは自明の理。

されどスイマーは、あえてその超級の水中機動力を封印。

日野森姉妹とのんびりボートや水遊びに、ときを使った。







スイマーに笑顔を見せるようになった日野森あずさ。

スイマーにいつも冷淡な態度をとる真の理由

ようやく語る。







それはスイマーと日野森あずさと初対面。

あのときスイマーが「安物だ」と笑った胸のロケットは、

亡くなった両親の形見だった。

日野森あずさとその妹・美奈は幼くして事故で両親を失い、

親戚の家で助け合って暮らしていたのだ。







スイマーが悪気があってロケットをバカにしたのではない。

日野森あずさ自身もそれをわかっていたが、

どうしても素直になれず和解できなかった。











スイマーと日野森あずさ。

お互いが歩み寄ることにより、ようやく二人は和解した。













 ・・・知らずとはいえ、俺は日野森に取り返しのつかない

ことを言ってしまったんだな。



 過ぎたことは、悔いても仕方ありませぬ。



 俺はもう日野森の悲しい顔は見たくはない。










 一緒にいてわかったが、日野森には笑顔が一番

似合っているよ。













完全戦士は翔ぶ。

スイマーは和解できた勢いで、日野森あずさを遊園地に誘う。











紛れもないデート。

子供のようにハシャぐ二人の距離は、確実に近くなっていた。














 俺はな、リジュ。



 は。


 別に日野森と付き合うつもりで、アルバイトをしてるん

じゃないんだ。




 心得ております。



 だが今は、もっと日野森と仲良くなりたい、一緒にいたい。

恥ずかしながらそう思っている。



 恥ずかしがることはござらん。



 え。



 きっと日野森あずさも、そう思っているでしょう。



 ・・・うん。そうだといいな★




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