※このプレイ日記は2017年3月16日に後援者のキリュウさんが製作したものです。




第1778弾





ワールドオブタンクス


PartA










改めてソ連戦車の解説です。







<T-18>

最初に設計したのはT-18(別名MS-1でWoTでは別名の方で呼称されている)

参考にしたのはFT-17戦車(またか)です。

主な変更点はサスペンションですね。

FT-17はボギー式ですが、T-18は垂直スプリング式です。

生産開始は1928年からと遅めですが・・・もしかしなくてもロシア革命の影響ですね。

詳しい解説は蒼皇さんが(言われなくても)やりそうなのでここで切ってと。




翌年の1929年には満州にて張学良軍と交戦してたりします。

この年にはヴィッカース6トン戦車のライセンス契約を結んでます。

その準備としてV-26として15両を輸入、他の試作車両とトライアル(スーパーセンターでは無い)

した結果、改良した物がT-26として正式採用されます。












<T-26>

※画像&スペックは1933年型

武装…45mm戦車砲×1

   7.62mm機銃×1

重量…9.4t

装甲厚…砲塔防盾25m、砲塔全周&車体前・側面15mm

最高速度…28km





主砲の45mm砲は元々ライセンス生産していたPaK35/36 37mm対戦車砲の

拡大発展版です。

実戦投入はスペイン内戦です。T号戦車やCv33相手に大活躍してます。

しかし張鼓峰事件では257両投入されて9両撃破、37両大破、39両損傷の損害が

出ています。

1938年の時点で8500両、最終的に12000両近く生産されました。

1945年の満州侵攻には約1500両が投入されてます

まぁヨーロッパからT-34持ってくるのが遅れたからですけれどね(苦笑

ソ連以外ではフィンランドの主力戦車として100両くらいを運用していました

正規購入じゃなくて鹵獲した戦車ですけどね・・・。



 「違う、風と一緒に流されてきたのさ」







T-27&T-37&T-38&T40は飛ばして・・・

1930年、ロンドン海軍軍縮会議が締結されたり、浅間山で使途が発見されたり

(正しくは爆発ですって)してた頃、

ソ陸軍ではインディペンデント重戦車カッコいい!ってなってイギリスに欲しいって

言ってました(コラ








<インディペンデント重戦車>

武装…3ポンド砲×1(47mmです)

7.7mm機銃×4

装甲厚…13mm〜28mm

重量…33t

最高速度…32km


この戦車は1924年に歩兵の支援無しで塹壕を突破可能な重戦車として開発された戦車。

1926年に試作車が陸軍省に納入されたが、資金不足により開発中止。

現在はボービントン戦車博物館に保存・展示されている。

A1E1は英陸軍参謀本部による制式番号。Aは戦車、Bは装軌式装甲車、

Dは装輪式装甲車に付けられている。

C?知らない。(検索でも出ない・・・)



<ソ陸軍のお偉いさん?> 「あのA1E1って戦車、うちで買って

あげてもいいわよ?」


<英陸軍のお偉いさん?> 「ごめんなさいね、お宅は怪しいから

売れないわ」



みたいな会話があったかは知らないですが(無いわ)

ともかくイギリスは拒否、仕方なく自主開発する事にしました。

1933年には試作車が完成、暫定的にT-32と命名され同年のメーデーの軍事パレードに

出ています。

その後も改良が続けられ、8月11日にはT-35として制式化されました。










<T-35>

※画像&スペックは1933形

武装…16.5口径76.2mm戦車砲×1

42口径45mm戦車砲×2

7.62mm機銃×6

装甲厚…35mm

重量…45t

最高速度…30km



実戦は独ソ戦の初期に参戦してるのですが・・・

エンジンやミッションの故障でほとんどが車両を遺棄するか自爆する結果に終わってます。

しかし残存車両はモスクワ防衛戦に参加してたりします。

活躍したかは分からないけれど(汗

ロシアのクビンカ軍事博物館には生き残りのT-35が展示されています。

※この博物館、あのマウスもいます




まぁ言わずもがななんですが・・・

装甲が薄いとか重たくて機動力悪いとかと評判は悪いです。

またスターリンに

「君達は何故戦車の中に百貨店など作ろうとするのかね」

といわれ多砲塔戦車の開発はストップしました。

(1940年6月ごろらしいけれど、この発言でホントに開発が止まったかは怪しいって説もあります)








ちなみにガルパンの劇場版にチラって写ってたりします。





T-35と同時期に開発されたソ連多砲塔戦車はもう1つあります。

こちらも同じく1933年のメーデーのパレードに試作車が参加。

同年8月11日にT-28として制式化されています。






<T-28B>

※画像はB型、スペックは初期生産型です

武装…16.5口径76.2mm戦車砲×1

7.62mm機銃×3〜4

装甲厚…11mm〜30mm

重量…28.9t

最高速度…整地で37km、不整地で22km


後の生産型では主砲は26口径、装甲厚は60mm(前面)まで強化されますが

重量も当然増加し32tとなってます。


※口径は砲身長を表してます

 砲身長=砲身内径×口径

拳銃の場合は銃弾内径をインチ表記するみたいです。

(数字が多くて頭パンクしそう・・・)





WoTでは最終砲が57mm砲となり、速度もそこそこ出るので結構優秀戦車です。

装甲は紙&車体デカイで被弾しやすいですが(汗

主砲の貫徹は徹甲弾で112mm、硬芯徹甲弾で189mmなので

格上戦車でも相手取る事が可能です。

まぁ10cm級の榴弾砲喰らったら一撃で撃破される事も・・・(汗)

さて、T-28と言ってもガルパンに出てきた↓ですが。






<T28(ガルパン)>


文面でハイフンがあればソ連、無ければアメリカで覚えましょう。

ちなみにWoTでは履帯を外す前はT95、外した状態はT28として実装されてます。

あんな風に爆砕ボルトで外すことは出来ず、乗員4名で2時間掛かって

外したそうです。(外す用にホイスト付いてます)






<T28 ホイスト>






WoTでも厄介なんですよねコイツ。

しかし味方の展開が早いと置いていかれ、何もする事ないまま、

終わる事もあったり(滝汗

NDKしてもたまに弾が弾かれて・・・ダジャレになった(苦笑








※NDKとは、敵車両の周りをくるくる回り、敵砲塔に追いつかれないようにして撃破する事

 自走砲や駆逐戦車を相手にする場合は履帯を切るとかなり楽になる

ただし、機動力の高い駆逐戦車だと返り討ちにあう事もある

ねぇどんな気持ちの略

AA(アスキーアート、対空砲の略じゃ無いです)のこれはかなりイラっと来る(と思われる)



T28にとって自走砲は天敵です。

パート3へ続く!!










 「終わらなかったですね」



 「さすがは我が国の戦車!語る所がいっぱいあるじゃないか」



  「・・・T-34より前のソ連戦車ってあまり良い車両じゃないん

だけどな(小声」



 「何か言ったかね?(黒笑」



 「いえ、何も・・・・・」




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