※このプレイ日記は2017年3月16日に後援者のキリュウさんが製作したものです。




第1778弾





ワールドオブタンクス


PartB







まさかのパート3!





 「そーだキリュウ君」



 「どうされました?閣下」



 「どうだろう、我が国にを売ってくれないかね?」












 「それは嬉しいお願いですが・・・蒼皇さんの所からのは

よろしいので?」



 「イギリス艦押しが強くてな・・・」



 「スペックも微妙なのも理由ですか?」



 「・・・スペックは満足なのだが、一部の艦のデザインがな」











 「あぁ、納得しました(苦笑」



 「それでだ、隊長直属艦隊を撃破しうる艦が欲しいのだが?」



 「いや、そう直球に言われても(滝汗」











 「(隊長直属艦隊の大半は低速の海防艦なんですけどね)」



 「我々は蒼皇軍と違って本拠地が長剣連合の勢力圏内ですので・・・」



 「率直に言うと、万が一隊長直属部隊に攻められるとうちは

鎧袖一触で終わりです




 「海上戦力の質は上ですけれど」



 (余計な事言うなよ・・・)













そんな訳でBT系列の戦車解説です。

劇場版BD付属の「秋山優花里の戦車講座」で解説されてますが(汗

時は1931年、柳条湖事件があったり羽田空港が開港している頃・・・

ソ陸軍上層部ではこんな事がありました





 「ノンナ、うちも足が速い戦車が欲しいわね?」



 「私はノンナと言う名ではありません、部下Aです」









こんな感じの会話はあり得ないでしょうけど、とにかく作ってみる事に

なりました。

幸い、米からクリスティー式戦車を2両購入していたのでこれをベースに作るようです。

(クリスティー氏が作ったのでこの名称になりました)

さて、試作車も全然出来てない2月の頃・・・



 「ノンナ!この戦車を制式採用するわ!」



 「同士カチューじゃなくてお偉いさん、まだ試作車も完成してないのに

それは無茶です」



 「Что бы ты нетерпелив?」



 「Я не знаю, мне」



 「ちょっと、日本語で話しなさいよ!」






何故か制式化され、BT-2となりました。量産命令が出されたのは5月。








<BT-2>

※画像は37mm砲搭載型

武装…37mm戦車砲×1(元はPak36)

7.62mm連装機銃×1
(37mm砲が生産終了したため代わりに搭載)

7.62mm機銃×1
(37mm砲搭載型のみ装備、連装機銃型の場合は同時使用が不可能
なため外されている)

装甲厚…砲塔全周13mm、上面10mm、車体前面13mm、先端部40mm、

側面は13mm+4mm(多分追加装甲)

上面&後面10〜13mm、底面6mm

重量…11t

最高速度…装軌で52km、装輪で72km



クリスティー式戦車とは履帯を外しても走行できる戦車で

特徴は大きな転輪。

[履帯を外し後部の起動輪と最後部の接地転輪をチェーンで直結、

ステアリングを装着し、最前部の接地転輪で方向転換し装輪走行が

可能となる。

ただしこの場合駆動するのは二輪のみであり、路外性能は良くない]

※カッコ内はコピペです(汗)

これを上手く説明する能力は無いです(滝汗)





ガルパン劇場版に出てくるBT-42はBT-7の改造車です。

あんな風に履帯は外せませんけれど(笑




試作車両は非武装の状態で10月に完成し、翌月7日の軍事パレードに

参加してます。

武装した状態での完成は翌年に入ってからになります(汗

見切り発車過ぎませんかね?

実戦投入は冬戦争なのですが、雪原とか滑りやすい路面だと機動力が

発揮出来なくてただ撃たれ弱い戦車になってしまいました

(速度を出すため履帯を細くしてるのも影響しました)

「当たらなければどうという事は無い!」って戦車ですからね・・・。


1940年には退役するはずが・・・

バルバロッサ作戦時にもまだ550両ほどいたりします(汗

ドイツ軍相手に役に立つ訳も無く、多数が撃破されてしまいます


WoTでも実装されてますが使ったこと無いので・・・

どんな感じかは分かりません(きっぱり。



1932年になるとBT-2の火力強化型が開発されます。

秋にはBT-5と命名され、10月に試作車が完成、翌年の後半から量産が

開始されます。






<BT-5>

※画像は改修型

主砲は45mm戦車砲、砲塔は大型化し防盾(20mm)が付きました

それ以外は特に変更無し・・・かな?

指揮官用のBT-5TUは無線機が搭載されて鉢巻アンテナも付けられました。

(鉢巻アンテナはチハ旧砲塔についてる奴をイメージしてください)






が、ノモンハン事件にて多数が撃破されてます。

アンテナが目立って一目で指揮官が乗ってるって分かりますからね。

ちなみにこの無線機、戦闘中には扱いづらくて使用されることは

少なかったそうです・・・目立っただけじゃん!

あ、よく言われる説で火炎瓶攻撃で多くの車両が撃破された

なんてありますけれど、これは間違い。

火炎瓶を使ったのは行動不能をなった車両に対してのトドメとしてです。

日本軍、鹵獲しようとは思わなかったのでしょうか?

まぁ回収車両が現地に無かったからでしょうけれどね。

ちなみにノモンハンで大破&要後送車両のうちの37%が本車両だそうです。

冬戦争にも投入されましたが・・・BT-2と同じ結果です(汗

BT-2ほど鹵獲はされてないみたいですが

やっぱり満州侵攻にも参戦、数は1個大隊です(車両数不明)




ちなみにノンナ役の上坂すみれさんが好きな戦車にBT-5(他BTシリーズも)を

挙げてます。




1935年からはBTシリーズの最終型であるBT-7が生産されてます。

全タイプ合計で4600〜5300両(諸説あります)ほどが生産されてます。









<BT-7>

※画像は1938年後期型

主砲は45mmのままですが改良型になってます。

その他改良点は、前面上部装甲厚が15mmになってたりします。



あまり書く事無いな(苦笑

初期生産型はBT-5と同じ砲塔だったのが、1937年型ではハッチが丸みを帯びて

側面装甲が傾斜した円錐型。

1938年型では砲塔後部に機関銃が装備されてます。

1939年型からは装填手ハッチに対空機銃架がついてたり、途中から45mmの新型砲に

なってます。

実戦投入はノモンハン事件に増援として送られてます。

が、BT-5と同じような感じで撃破されてます(37mm速射砲や75mm野砲で)

※速射砲と言っても護衛艦が装備してるような砲ではありません


けれど、まとまって投入されたのは後半戦(ソ連が有利になってきてる頃らしい)

になってからで損害自体はBT-5より少なかったです。

まぁ60両ほどが撃破か修理で後送されてるのですが。

冬戦争にもやっぱり参戦しますが・・・やっぱり結果は変わらずです(汗

継続戦争にも参戦しますが、鹵獲されてBT-42に改造されてたりします。

独ソ戦初期に多数撃破された以降は満州警備に回されます(BT-2&BT-5も同様です)

満州侵攻にもやっぱり参戦。第6親衛戦車軍に3個大隊が配備されます。

BT-7を受領した部隊はそれまでT-34に乗ってドイツ軍を相手にしていました。

機動力を生かし、山岳地帯を走破して部隊が表彰される程の活躍をしたそうです。

(以前蒼皇さんが説明した○○親衛隊って奴かも)











 「まぁこんな感じか?」



 「ソ連パートが多いですな」



 「大戦間の軍縮期でアメリカは予算減らされてるからな。

どうしても開発数は減るよ」



 「ソ連はどうしてこんなに開発出来たんですか?」



 「その辺りは蒼皇さんが(こっちから聞かなくても)

書くんじゃないの?」



 「次は日本戦車ですかな」











 「いっその事、英国面の色々語ってもイイかも。

まぁTOGU買ってからだけど」



 「ではまた次回」



 「戦車の解説だけで終了?なにか実験プレイするんじゃ

なかったんですか」





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