※このプレイ日記は2016年1月16日に後援者のヘルダイバーさんが製作したものです。









ロングソード連合プレイ日記をご覧の皆様こんにちは。

後援者のヘルダイバーです。

今回はプレイ日記で取り上げられることの少ないタレントゲームを紹介します。
















第1561弾





グルーヴ地獄X















この作品はミュージシャンの電気グルーヴがプロデュースしたゲームソフトで、

1998年に発売されました。











Xとついていますが、TやWにあたる作品は存在しません。

あくまで単体の作品として『グルーヴ地獄X』というタイトルなのです。


では、そんなジャンルはなんでしょう?











『TMネットワークライブインパワーボール』の様なアドベンチャー?









『聖飢魔U悪魔の逆襲』の様なアクション?










それとも『高橋尚子のマラソンしようよ!』の様なその人の専門分野に

関連する内容のゲーム?




結論から言うとこれら3つの中では最後の『マラソンしようよ』に近い性質のゲームです。

では、ジャンルがリズムゲームなのでしょうか?

…違います。












ゲームのジャンルはずばり「クソゲー」です。

当時ある程度ゲームファンの間で一般化していたとはいえ、

自らクソゲーを名乗ったのはPSではおそらく初めてでしょう。

そしてそんな電気グルーヴからの挑戦を購入したユーザーはゲームを始める前から

受けて立つことになります。








パッケージを開けると説明書とゲームディスクに書かれた真っ赤な背景に

白字で羅列された漢字の列が購入者の目に飛び込んできます。

…何か元ネタがあるのかもしれませんが、最初みた時には度肝を抜かれました。











そんなファーストパンチをモロに受けるか受け流した後にゲームを開始すると、

OPムービーが開始されます。

最初に不気味な鬼の顔が出現し、その口元へズームアップして行きます。

…鬼の歯がすべて顔なのが何とも不気味です。








 

場面は移って夕暮れの不気味な街角へ。

街中を疾走する一台のトラックと道を歩く背広姿の男性が映し出されます。

ちなみにこのOPムービーはゲーム中でも数少ないCGが使用されている部分です。








 

トラックに男性がはねられたところでムービーは終わり、ロゴが表示されます。

このとき男性?の「ひぃいいい〜グルーヴ地獄ふぁいぶぅ〜!」という声が流れます。

言い忘れましたがこのムービーはゲーム本編とは一切関係ありません。









タイトル画面へ移ると電気グルーヴのメンバーであるピエール瀧氏の

「ぐるうぅ〜ぶじ〜ごくふぁ〜いぶ〜」という声が流れ、

スタートボタンを押さないと恐らくアドリブで行われているであろうタイトル詠唱が

1分40秒ほど流れ続けることになります。

映画「アナと雪の女王」のオラフを演じた同氏の美声?を堪能することができる

実にありがた迷惑な時間ですね!




…訳が分からない?私だってそうです。

文章で書いていてこの濃密な内容がすべてゲームの開始前であることに

戦慄すら覚えます。












このゲームはバイトととしてミニゲームを行い、

成功することで得られたお金をガチャガチャにつぎ込んで「音ネタ」をゲットし

自分の所有するミュージック・エディタの性能を引き出すために音ネタ

コンプリートを目指すというのが目標です。

プレイヤーは目標達成のためにマップ画面の5つの施設を行き来することになります。







@ジタク

文字通り自分の家。

ですが部屋などのグラフィックはなく実質ミュージック・エディタモードとなっています。







ミュージック・エディタは4つの音からなる「チャンク」の切り替えや

各チャンクの既存のパターンを別の音に変えてアレンジすることで

自分好みの音楽を作ることができます。







 

また、画面や演奏に特殊な効果を与えることも可能で初期状態でも

かなりのめり込んで遊べます。






Aセーブデパート

セーブを行うためのデパートです。なぜデパートなのかって?俺に言ったって知るかい。







 

FCのRPG「ウルティマ恐怖のエクソダス」でも同様のネタがありましたが…

気にしなくていいでしょう。

こまめにセーブしないとうっかりミスでせっかく集めた音ネタがフイになってしまうことも…。

そうならないためにどう見ても口から血が出ているお姉さんに頼んで

こまめにセーブしておきましょう。








Bガチャガチャ



ゲームのプレイ時間を左右する重要施設です。

場合によっては苦労して稼いだお金がすべてゴミになることも…。

やたら金ぴかな中身のガチャガチャもありますが、見た目に騙されてはいけません。

見た目が豪華なガチャガチャは大抵レア度の低いものしか出てきません。

運を天に任せて引きましょう。





 

画面隅のごみ箱にはダブった音ネタと「カヤク」「シール」「ミニトランプ」といった

昔懐かしいお宝が収納されます。

プレイヤーにとっては未収集の音ネタ以外はすべてゴミということです。









Cトモダチ

文字通り友達と会うことができる場所です。




 

基本的に役に立たない情報ばかりですが、

ダブった音ネタやお宝を未収集の音ネタと交換してくれる人物や、金銭をくれる人物もいます。

あるイベントを除いて損になることはないのでガンガン行きましょう。











プロフィールを見ることができますが…いずれもなかなかの曲者です。

言い方を変えれば隊長のオリジナルキャラとは違った意味でぶっ飛んでます。









Dバイトジゴク



もっとも訪れることが多いであろう施設。

ここで斡旋されるバイト(ミニゲーム)をこなすことで金銭を獲得し、

ガチャを回すことでミュージック・エディタの音ネタが充実していきます。




次パートでは個性豊かな各バイトの紹介から始めたいと思います。



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このゲーム、ローディング中に様々なショートアニメが流れるのですが…












その中に数年後発生する大事件を想起させる内容のものがあります。

単なる偶然でしょうが、発売時期が遅れていたら大きな話題になったかもしれません。