※このプレイ日記は2015年10月26日に後援者の秋穂さんが製作したものです。










広島駅からマツダスタジアムへと続く道は広島東洋カープの看板がところせましと並んでいる。

その中には広島東洋カープ以外の看板もいくつかあり、その中で惹かれた看板がある。

それがこの看板。









「来なっせ!熊本」!!

熊本までたった1時間37分。距離にすると385km・・・。

新幹線だからできるまさに外道ネタである。









クマだ、クマー!!

艦隊これくしょんの乗りでとんでもないことをしてしまいました。






というわけで、はるばる来たよ、来てしまった熊本県。











熊本で有名な人といえば、「加藤清正」。

「熊」本の生みの親です。肝心の「熊」がいませんけど。

※加藤清正以前は「隈」本と書いて「くまもと」。


加藤清正ゆかりの城は「熊本城」です。

一度見ておきたかったので早速足を運んでみました。











とっても立派です。

熊本城の見どころは天守閣(←西南戦争中に消失)ではありません。








石垣です。まるでジブリの天空の城ラピュタみたい。










見上げるとこの急こう配。

遠くからは登れそうに見えて、絶壁のような石垣は見事です。

もし、加藤清正が天下を望めばこの巨大な熊本城を頼みに天下がとれるかもしれませんね。



それでは早速、『信長の野望』でシミュレーションしてみましょう。













第1542弾





信長の野望 天道











『信長の野望』で加藤清正を大名としてプレイする仮想モードがあります。

このシナリオは有能な武将や天下を取り損ねた大名達のバトルロワイヤル。









国替えをしなければ加藤清正は肥後(熊本県)で、熊本城(隈本城)を根拠として

プレイできます。












配下の飯田直景が、豊臣家と黒田家とは同盟中と報告。

残念ですが、ゲーム開始早々、ガードリーダー隊長やカワウソさんが敬愛する黒田家を

強襲する「いきなり頂上決戦」はできない。







ちっ・・・。



いえいえ、なんでもありません(^^♪












最初のターゲットは、熊本県(肥後)の南の人吉城を守る小西行長。

小西行長も優秀な武将ですが、加藤清正の敵ではありません。


力攻めで、攻めまくります。

文の小西家、武の加藤家が統合し熊本県(肥後)は統一。

これで史実どおり加藤清正最大版図になりました。

ここからが本当の戦いの始まりです。









加藤清正が人吉城攻略のため留守中の熊本城。

大友家から独立した高橋紹運が強襲。

難攻不落の熊本城を半壊させる高橋紹運は只者ではない。

もっとも、熊本城の防御力はハンパじゃありません。すごいぜ熊本城。

高橋家の襲来をみごと防ぎきりました。










小西行長次の攻撃目標は、更に南にすすめ薩摩(鹿児島県の西側)の島津家。










島津家の領内に出城と砦を築き、島津家の同盟国である種子島家を分断。

満を持して島津の本拠地:内城攻める。








内城にたどり着く前に島津家の鉄砲隊の餌食に!!

さすがチート級の島津義弘・家久兄弟。とっても強いです。











ここで意外にも活躍したのは攻略後軍門に下っていた小西行長。

島津兄弟には及ばないものの加藤家の中では唯一鉄砲のスキルを持っています。

鉄砲には鉄砲で。足りない能力は数で勝負だ。









史実にはなかった内城の陥落。

あらたな九州の歴史を刻むことになりそうです。








傘下に加わった島津義弘・家久は、島津家の盟友であった種子島家を勧告するよう進言。











種子島家、勧告に応じ、戦わずして大隅(鹿児島県の東側)を併呑。











肥後・薩摩・大隅(熊本県+鹿児島県)の三国を手中にした加藤清正。

兵力18万人、朝廷の貢献度 全国トップの一大勢力になりあがりました。



九州平定は現実を帯びてきたものの天下統一は苦難がつづきそう。

兵糧が不足気味。そもそも、南九州は活火山。

水田をつくる領地がすくなくありません。早く北九州を併呑しないと詰む可能性があります。

全国トップの兵力を有しても次の戦闘に支障が出てくるかもしれない。











 熊本城の戦いで敗北し弱体化した高橋紹運の領地に小早川隆景が攻め入る。

 小早川隆景はいわずとしれた毛利家をささえる両川。

 本シナリオでは毛利本家から独立し九州の大名となっている。

あの黒田如水が畏敬の念を払っているだけあってめざとい。

 小早川家が高橋家を吸収すると手ごわいものとなる。

 うまく小早川と高橋の双方がつぶしあい漁夫の利をいただくとしよう。










 小早川隆景の軍勢が優秀であったため、背後から攻撃開始だ。

 高橋家と加藤家から挟撃された小早川隆景軍は壊滅。

 一気に高橋紹運・小早川隆景双方の領土をかっさらってしまおう。



 ここであらぬ同盟の使者が訪れるのであった。

 なんと、小早川隆景からの使者である。
 
 黒田家・豊臣家との同盟が切れていることが筒抜けであったようだ。

 さすが、智将の小早川隆景。

 だが、弱体化した小早川と同盟をするメリットはない。

無理難題を押し付けて帰ってもらおう。


嫡子の小早川秀包を人質としたい。

ところが、この条件に小早川隆景は快諾。

外交交渉は小早川が一枚上手だったようだ。



小早川家を攻め入ることができなくなると、次の目標はそう・・・黒田家。

いかに兵力で優勢であろうとも、国力増強に励んでいた黒田家と戦うとなれば

それ相当の犠牲が出るに違いない。

 なんとかならないだろうか。












 加藤清正の娘。姫武将から黒田家とは長年の盟友。

勧告してはどうかという提案が・・・。

 黒田如水が隠居していたからであろうか、なんと黒田家、

勧告に応じ加藤清正の軍門に下る!!

 まったくの見せ場がありません。









この間、天下の行方は決まりつつあった。

中国地方は毛利両川の一つ吉川元春に収束。

畿内は豊臣秀頼を打倒した明智光秀とそれを阻止しようとする鈴木孫一が覇権を争っていた。

東北は佐竹家。そして甲信越を手中におさめたのは上杉家だ。

 自慢の騎馬軍団の機動力をいかし、全国最強の座は上杉家になりそうだ。










黒田家が軍門にくだり九州統一は目前にせまっていた。

陶晴賢が守る周防長門(山口県)に進出が先になってしまったくらいだ。

同盟関係にあった小早川家があしかせとなっているまま。










 小早川家に姫武将加藤円に勧告をしたものの、徹底的抗戦を選択。

 九州の頂上決戦は武力による統一。














悲願の九州統一だ。











余韻にひたっている暇はない。

上杉家の勢いが止まらず、中国地方・四国地方を上杉家より先に攻略しなければ

完全に詰みそう。


中国地方を先に攻めるのか、それとも四国地方を先に攻めるのか。

ただ四国から攻めると畿内までに海を2つ超える必要がある。












中国地方の吉川家がこれ以上強くなると大変だ。

今の内に叩いておくべきだろう。 











史実で泥沼の戦いとなった月山富田城の戦い。

仮想の戦いの場でも月山富田城は血塗られた戦いとなる。

精鋭の騎馬鉄砲隊、大筒をもちこんでもそうたやすく落城はできない。

厭戦ムードが高まる中、なんとか競り勝つ。












 誤算だったのは上杉家の侵攻がことのほか早く、吉川の領内に兵をすすめて

いたことだった。

 吉川家は、月山富田城の戦いで消耗し、上杉家の侵攻をとめられない。











 ここで妙案。吉川家と同時に上杉家を攻撃する。

 これが見事に決まり、なんと大名の上杉景勝が討死。
 











勿論、加藤家もただではすまなかった。

九州平定の功労者、姫武将の加藤円も上杉の兵により討死してしまうのだった。


そして、上杉景勝亡き後、上杉家の跡目争いに異変が起きる。










 上杉景勝のあとを継いだのは上杉家の重臣直江兼継ではなく伊達政宗。

 きっと、現世に転生し後援者の高天神さんとゲームに興じていたから

ではないだろうか。







 伊達政宗は、兵力55万、うち騎馬鉄砲隊24万、大砲43門をそなえ、

官位も権大納言と加藤家を超える大大名へ。












伊達政宗を要した上杉家の力はすさまじく、朝廷による停戦でやっと。









停戦期間中、四国地方を併呑し、加藤家・上杉家(伊達家)・佐竹家の三家による

三国時代で幕を閉じるのであった。












END












 (おまけ)







〜三国鼎立し、大阪石山〜











姫武将円が亡くなって幾年たった。

円がいなければ加藤の名声もここまでにはならなかった。

この城も随分と立派になったものだ。













日々、改築し続け防備を増強してまいりました。

・・・しかし、既に手狭であるとの声もちらほら聞こえまする。












 良かろう、城は我らの顔。巨城を打ち立てれば、我らの威勢も

大いに上がることとなろう!

姫武将円の活躍も語りつがれるだろう。










石山城を巨城にしますか→勿論





金銭80,000両です→高いな。仕方ない。







完成は74日です!→
早いわWWWW














参考までに、現在の大阪城。

どんな神業で巨城に回収したのでしょうかね。



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