第３０２弾





ターミネーター　サルベーション

ＭＬさん、いっしーさん、溝蠍さん、星刃さん、ＬＰさん、スロウさん、奈々氏さん、リマさん、かにさん、ハーレーさん、


そして群馬参謀ナカユウに最高幹部とつお・・・・


これに我が嫁に加えて、「聞いてみた」シリーズは実に多くの方々のご協力でここまでやってこれました。


この場を借りてＨＰ管理人から今一度御礼申し上げます。ありがとうございます。
















さて本日の回答者は・・・新規回答者にしてウワサのこの人物。


神奈川県在住。2011年正月からＨＰに登場し、現在もっとも勢いのある後援者たるＪＤ殿下である♪
















　


単なる「東方に特化した軍事好きの絵師」と思われがちなＪＤ殿下だが・・・


その正体はロングソード連合隊長をして「新旧精通した前代未聞の大器」と言わしめたほどのゲームの鬼。


ＪＤ殿下の実力は隊長のみならず、多くの後援者が高く評価していた。



















そんなＪＤ殿下への最初の質問状は・・・


近年アーケードで登場したガンシューティング、「ターミネーター・サルベーション」である。




















Ｑ.　このゲームをプレイし始めた時期はいつ ごろでしょうか？





去年の１２月です。稼動開始が１１月でウチの近所に入荷したのが１２月でした。

Ｔ２が『自分の棺桶に入れたいＤＶＤ５本』に入るくらい好きなので即プレイ。

が、３回目のプレイで早くも「何か普通じゃない事態」に気付き始め、

徹底的にやりこんだ結果・・・総合的に見て『クソゲー』と判定しました。

アメリカ産のこのゲーム、日本ではあり得ない驚異のクソゲーだったのです・・・。














Ｑ.　ガンシューティング系はＪＤさまの得意分野と聞いています。

このゲームの、「ここが熱いぜ！！」というところを教 えてください！





最初パッと見て「画面がすごく綺麗」と思いました。

それもそのはず、映画『ターミネーターサルベーション マシニマ』のＣＧデータをそのまま流用しているのです（汗）

そりゃ映画ですよ、綺麗ですよｗ

しかし・・・実はそこに大変なクソ要素が潜んでいたのです。





次に、何といってもガン（ライフル？）コントローラーがとても良いです。

Ｍ４ＣＱＢ風のデザインは大型でも構えやすく頬付けでの照準に適しています。

リロードはマガジンの底、オレンジの部分を叩けばＯＫ。

マグチェンジの度に銃口を敵から画面外に向けるという無意味行動をしなくてすみます。

ちなみに私がガンシューで重要視しているのは以下の二点・・・


『射撃レスポンス』トリガー入力から射撃実行までは早いか


『照準フィードバック』手元の移動に画面内の照準は正確に追尾しているか


つまり自分の射撃・照準速度にゲームが付いて来てるかどうかです。





このゲームは大変優秀。腕を動かすのではなく、

固定した上半身全体を腰支点に動かす基本的なライフル射撃方式で狙えば、まさに百発百中。

しかし・・・実はそこに大変なクソ要素が（ｒｙ


あと、プレイヤー体力が多いのは良いですね。

大量の敵が大量に撃ってきますが３０発くらい被弾しないとＧＡＭＥＯＶＥＲにならないので、

初心者がプレイしても他のガンシューよりは長持ちします。

しかし・・・実はそこに大変な（ｒｙ

















Ｑ.　以前ＪＤさまはこのゲームを、『とても良く作り込まれ たクソゲーｗ』と言ってましたが・・・

具体的にどんなところ がご不満でしたか？



・・・さて、いよいよこのゲームの最も魅力的かつ面白いクソ部分ですｗｗ

まずプレイした人全員が思うこと・・・「敵が多すぎる、硬すぎる」。




上の標準ザコ『Ｔ-６００型』すら２〜３０発ほどブチ込む必要があるんですが

そんなのが一度に５体とか問答無用で襲ってきます。マジで戦場は地獄だぜフゥハハー！

と、思わせて実は日本でもお馴染みの『バーチャ方式』で、

赤マーカーの付いた敵だけがプレイヤーを狙って、それ以外は別方向を攻撃しています。

硬さも部分によって違い『Ｔ-６００型』なら頭部に１０発ほど、胸部でも２０発前後で倒せます。

落ち着いてマーカー指示に従えば無傷で突破できるので「敵の数、装甲」は特にクソと思いません。

では問題がどこかというと・・・？






クソポイントその１：グラフィックが綺麗すぎてクソ。



前述の通り『Ｔ４ マシニマ』のＣＧデータを使っているので凄くリアルです。

つまり「敵の迷彩効果、どう思う？」　「凄く・・・リアルです」ｗ



現代のコンクリートジャングルに機械の敵は溶け込みすぎて大変危険。

普通、ガンシューでは背景との配色に差をつけて敵を目立たせるモノなんですが

この現実感溢れるゲームでは現実同様目を皿にして索敵しろと言う事ですｗ








クソポイントその２：銃をリアルにしすぎてクソ。



ガンコントローラーがリアルに作り込まれていると説明をしましたが

逆に言えば「正確かつブレのない高速照準・射撃能力が必須」という事です。

何故かというと赤マーカーの付いた敵は・・・ほぼ二秒未満で攻撃してきます。




被弾を防ぐには、一秒以内に狙いをつけ頭部か武器部分に５,６発撃って

攻撃モーションをキャンセル（マーカー消失）させるしかありません。

ただしマーカー点灯・即発射という鬼畜な奴もいて、大体目立たない位置で動かず待機しています。

が、周りの敵がいなくなると即ぶっぱです。




上の画像で言うと車の奥にいる現在攻撃中の奴です。

手前のでかい敵を倒すと赤マーカー直後に撃ってくるので優先して狙っています。

もちろん倒すには何十発も撃たないといけませんが、次々と他の敵にもマーカーが付いてくるので、


ノーダメージ攻略法は自然とこうなります。


赤マーカーの行動キャンセル→別の無マーカーの敵を攻撃→

赤マーカーの行動キャンセル→別の無マーカーの敵を攻撃→・・・


はっきり言ってライフルの扱いに慣れた人でなければとても無理デス。

サバゲーというよりはリミテッド・スティールとか射撃競技的な・・・。


しかしアメリカ人のリアル思考はこんなもんじゃありませんでした。

何と発射した銃弾まで物理計算されていて『射撃＝命中』ではないのです（汗）





近くはともかく、遠方の敵は着弾まで僅かミリコンマ秒ですが間が空くため、高速で移動する敵には

ちゃんと偏差射撃しないと「正確に狙ってるのに当たらない」という一般人困惑の鬼畜リアル仕様です。

ボム的な存在の『手榴弾』も敵の動きを読んで投げないと届くころには移動された、なんて事がザラです。




『緊急回避の広範囲ボム』じゃなく『ごく普通の手榴弾』なんですね。

さすがリアル銃社会アメリカｗ








クソポイントその３：体力が多いと見せかけてクソ



ついに来ました・・・このゲーム最大最強のクソシステムが・・・。

これまでの問題点はまあ、反射神経と精密射撃しだいでどうにかなります。

が、プレイ３回目に気付いた「何か普通じゃない事態」とは・・・

他人のプレイ観賞時と私のプレイ時では被ダメージ量が４倍近く違ううえ、

私も他のプレイヤーも大体同じ地点で死亡していたのです。


後日、調査の結果ついに素晴らしくあり得ないシステムの正体が判明。



『無被弾時間に比例して被ダメージ量が増加』

ダメージ増加率も驚くほど良く計算されていて、

ガンシュー初心者も玄人もほぼステージ１の中盤地点で仲良く力尽きるようになっています。

つまり、いくらやりこんでも完全クリアまでの金額は大体一緒ということですｗ

このジレンマを断ち切るには、延々とノーダメで進む必要があります。



私の最近の体験談で説明するとこうです。







スタート開始直後に凡ミスで一発くらいました。雀の涙程度のダメージです。

その後は順調に進み、ノーダメでステージ１をクリア。

そしてステージ２前半でようやく二発目の被弾。しかし・・・？




その一撃で体力３分の１を持っていかれましたｗｗｗ


何とかステージ３まで進むも、５発目の被弾をもってあの世に旅立ちました。

一見さんに優しくゲーマーに厳しいこのシステムがクソゲー判定の決定打ですが

それさえ無ければ超リアル志向の神シューと（マニアの間でだけ）言われています。






















Ｑ.　ゲーム中でお気に入りの武器は？？



入手武器はミニガン・ショットガン・ハンドグレネードくらいしか出てきませんが、

やっぱりミニガンの爽快感は堪りませんｗ



ゲーム中やたら出てくるクセに硬すぎてボス並みに厄介な『Ｔ-１型』も

圧倒的弾幕量の前では一方的にフルボッコ可能ですｗ





















Ｑ.　ゲームと関係なく、映画「ターミネーター」シリーズで 好きな場面を教えてください☆



Ｔ１とＴ２はお気に入りのシーンしかないのでＴ３より三つほど・・・





星形グラサンと「Talk to the hand」「You ara terminated」のシーンです。

グラサンかけた後、周りを見回す「・・・（´・ω・｀）」という表情に映画館でつい『ブッ』と吹き出してしまいましたｗ

脚本のジョン・ブランカートが雑貨屋で星形グラサンを見て思い付いたそうです。





「Talk to the hands,because the face isn't listening！」

（顔は聴く気がないから『手に言いな』！）

略して「TALK TO THE HAND!」アメリカでは割とメジャーなジョークネタでコメディ映画ではお馴染み。

明日から使えるもんなら使いたい英会話シリーズｗ





「You ara terminated」

あ、あぁーっ！プレス中にこのセリフ・・・Ｔ１のラストだっ！！

Ｔ２ではジョン・コナーの父親的な存在、Ｔ３ではサラ母ちゃん的な存在を

（Ｔ２：世界平和の為にジョンを保護　Ｔ３：ジョンの生存の為に世界は無視。）

心を持たない殺人機械が担うとは・・・なんて深い話でしょう。

映画自体は批判も多いＴ３ですが私は結構好きです。

請負職人監督ジョナサン・モストゥの演出・構成力は相変わらずお見事。

Ｔ２の続編としては大失敗してますが映画そのものの完成度はとても高く

娯楽一遍主義のマックＱ監督のＴ４と比べれば月とスッポン。

製作指揮にゲイル・アン・ハードがいない時点でＴ４は終わってます。

ホントＴ４はこのガンシューだけでいいです・・・。

まあ、大阪ＵＳＪの『ターミネーター３Ｄ』こそ本家キャメロン監督による真の『続編』ですけどねｗ

以上で回答掲載を終了いたします。


ＪＤ殿下、まさか初回答でここまで語ってくれるとは思いませんでした。いやはや恐れ入りましたｗ














　


我がプレイ日記での扱いは決して気分のよいものではないかと存じますが・・・


今後ともロングソード連合をよろしくお願い申し上げます★





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