「まずはさくっとバトルしたい」というツル氏の提案から始まった第一戦目の月面バトルだが・・・













さくっと終わるどころか、プレイ時間4時間半というまさかの長期戦に(汗)


















ツル氏との事前の打ち合わせでは3戦目まで確実にいくと思われ、その準備も万全に行っていたが・・・


月面での想定外の乱戦により、GNEXT決戦に残された時間はわずか2時間。


これではあと1戦終わるかどうかすら微妙だが、貴重な時間を無駄にすることは出来ない。















4人の戦士は疲れを癒す間もなく、最終ラウンドのオーストラリア大陸に出陣した。


















第300弾





SDガンダムGNEXT


PartH
















 


クリスマス決戦最後の舞台はサテラビュー限定MAP「オーストラリア」である。


同盟関係は前回同様で、各陣営の配置は上記のとおり。


MAPを見て誰も予想するとおり激戦ポイントは大陸中央。ガードリーダー軍とツル軍の間だろう。


鮫島幸雄と遠距離に離れたガードリーダーに対し、鹿児島同盟の距離は近く援護・救援に非常に有利だ。


月面同様に二人がかりで速攻を受ければ青軍は一気に壊滅するかもしれない。













 


しかし!ロングソード連合はこのオーストラリアにおいてベルガ・ダラスの生産が可能なのだ。


(生産可能軍 ロングソード側:クロスボーン&ザンスカール、ティターンズ 鹿児島同盟:連邦、アクシズ)


防御力をはじめとするベルガ・ダラスの能力は優秀で、序盤ではハッキリ言って最高のMS。


かつてニューヨーク決戦でツル軍に使用され鬼無双振りを発揮したのは記憶に新しい。(プレイ日記第234弾参照)














 


MAPの配置では有利な鹿児島同盟だが、ベルガ・ダラスに対抗するMSを見出すのは大きな難問だった。


彼らは決戦までに協議した結果、まずはガルスJの大量配備を開始。




鮫島幸雄 「序盤はTEC上げを最優先だね」



ガードリーダー 「こっちのベルガ・ダラスは2ターンかかるから結構お金は溜まるよ」



ツル 「ほほう、私相手に2ターンで大丈夫ですか?w」



ただお 「でもツルよ。ガードリーダーさんが用意したこのMAP、収入も初期資金も少ないぜ(汗)」



鮫島幸雄 「トムリアットができるまで長い道のりですw」












  


序盤からベルガ・ダラスを作るロングソード連合に対し、名将とうたわれる「シラス台地の一輪花」が積極的に行動。


鮫島幸雄の移動ルートに足止め用のアクアジムを配置し、その一方でオーストラリア大陸にMSを輸送。


どうやら今回も鹿児島同盟は攻撃目標をガードリーダーに絞っているらしい。














ガードリーダー 「ガウ空母によるピストン輸送とアレックスの生産。さすがただおさん、素晴らしい采配です」



ただお 「いやいや!とても序盤はこっちから仕掛けられないですからw」



ガードリーダー 「でもわざわざ鹿児島から来たのに我々が殺しあうなんてバカげてませんか?」




ただお 「あははは」



ガードリーダー 「どうですか。ここはひとつ・・・
一緒にツルさんを攻撃しませんか?


















ガードリーダー 「彼の頭にあるのは、男塾とかいうイカれた漫画のことだけですよ
















 


ガードリーダーは得意のささやき戦術でただお軍の分離と混乱を狙ったが残念ながら失敗w


鹿児島同盟の連携は堅く、共同体性が揺らぐことはなかった。


そしてツル氏もただお氏も戦力が整うまで戦力増強に精神を集中。まだ速攻はかけてこない。













 


鹿児島同盟はMSの大部隊を編成してからガードリーダーを攻撃してくるのは明白。


2人がかりの猛攻を退けるのは困難だが、とりあえずMSの絶対数不足を補うためにマラサイも生産。



ガードリーダー 「ガルスJに性能で劣りますが1ターン製。生産費も安いのでお金も蓄えられます」



ツル 「マラサイで資金節約ですか。まるでこのあと強いMSが作れるかのような物言いですねw」














 

ただお 「よし、ツル。突っ込むよ!」


ガルスJの大増産によってツル&ただお軍の兵力はガードリーダー軍に対し約3倍に増幅。


兵力が整ったと判断した鹿児島同盟が行動を開始。いよいよバトルスタートだ。












 


九州最強コンビの鹿児島同盟はガードリーダーにできるだけマラサイを使わせる配置で攻撃。


さすがに両人ともバトル巧者だけあってガードリーダーのマサライ部隊を瞬く間に撃墜していく。












 


ガードリーダー 「すげえ、すげえッスよ!これがベルガ・ダラスの力か!


ツル 「クソッ!ベルガ、ホント強いな(汗)」


ガルスJで奮闘する鹿児島同盟に序盤最強MSベルガ・ダラスのヘビーマシンガンが炸裂。


鹿児島同盟は10年以上の戦闘経験を持つベテラン兵士。にも関わらずベルガ・ダラスは苦もなくそれを蹂躙。


ガードリーダーにとっては久しぶりの常勝街道だが・・・あまりに理不尽な強さに若干憤りも感じてしまうw











 


薩摩隼人たちはそれでもガードリーダーを攻撃し続けるが・・・














 


攻勢はベルガ・ギロスによってことごとく失敗。


これには「桜島の火山弾」も「シラス台地の一輪花」も打つ手なし。勇猛で知られたツル氏も思わず意気消沈。


・・・我がロングソード連合もニューヨーク戦で味わった屈辱。彼らの心中は察するに余りある。



ツル 「くわぁ・・・こりゃあマジでマズイっすね(汗)」
















 


ベルガ・ダラス対策を捜し続ける鹿児島同盟に追い討ちをかけるかのように、ガードリーダーは新型MSを開発。


TEC6でロングソード連合に登場したMSは忌まわしき傑作機ゾロ


ベルガ・ダラス同様、かつてロングソード連合隊長を一敗地に追い込んだ優秀機だ。



ただお 「いよいよゾロの登場か。敵の生産ラインは切り替わるぞ」



ツル 「ベルガとゾロにWチームされるとは厳しいッ!考えたくもねえ!(汗)



ガードリーダー 「僕もツルさんにされたことです。遠慮なく暴れさせてもらいますよ!















ただお 「とにかく攻めるしかないぜ、ツル」



ツル 「よし。ただおのアレックスもいるし・・・二人がかりなら!



ガードリーダー 「フン」






















「二人でいいのか・・・・?」

















 


ただお 「つ、つええ!!


ガードリーダーの操るゾロ、鹿児島同盟の3機をあっさりと撃退。しかもダメージは皆無!w














 


ガードリーダーはダメージを受けたベルガ・ギロスを後方に下げるとともにゾロによる大掃除を開始。


鹿児島同盟は固いスクラムを組んでおり、ゾロは戦闘で常に倍以上の敵に攻撃されたが・・・ものともしなかった。


以前はZガンダムでなんとか落とせたゾロだが、ガルスJ主体の鹿児島同盟にゾロを倒すすべはなかった(汗)



ただお 「はっはっは。ダメだ、ツル。絶望的だ(泣)」


















ちなみにいつの間にか忘れ去られた鮫島幸雄はというと・・・・













 


例の如く自分の陣地をガッチリ守り、ただお軍のアクアジムと手に汗握らない戦いを繰り返していたw













 


かたやオーストラリア大陸中央ではガードリーダーと鹿児島同盟の激闘が続く。


ゾロとベルガダラスの凶悪コンビが相手だが、鹿児島同盟はこれを恐れず果敢に反撃。


「とにかく物量で押すしかない」、ただお氏は自らにハッパをかけるが・・・戦闘はガードリーダーの連戦連勝。













 


ガルスJとわずかなガザDしか持たない鹿児島同盟だったが、TEC7で新型機ガゾウムが登場。


「桜島の火山弾」ことツル氏は、「ようやく待望のエースがやってきた!」とハシャグが・・・・








鮫島幸雄 「ガゾウムがくるけど、どうなん?」
 ←筆談で
















ガードリーダー 「問題なし。大穴あけてみます

















 


ガードリーダーは傷ついたゾロを後方に下げる余裕を見せつつ、わずか数機のゾロで鹿児島同盟を猛攻。


新型のガゾウムもゾロには到底太刀打ちできず、ただなすすべもなく撃破されていった。


この大穴攻勢によってツル氏の援軍に来ていた黄軍派遣部隊は大損害を出しほぼ壊滅。




ただお 「ゾロがいたんじゃガウは飛ばせないし、仮に輸送しても森のせいで歩くには時間がかかりすぎる(汗)」



ツル 「確かに森が予想外のネックだったな。あんなに移動力が取られるとは思わんかった」



ガードリーダー 「ただおさん、だから僕と同盟すればよかったんですよ。泥を這いずることなくゾロが作れたのにw」















 


ただお軍の輸送作戦を破綻させる最後の一手は、鮫島幸雄の黄軍本部攻撃だった。


これまで不動だった鮫島幸雄だったが、今が鹿児島同盟を倒す勝機と見て行動を開始したのである。




ツル 「おおっ、ついに鮫さんが動き出しましたね」



鮫島幸雄 「いやあ。でもホントに可変MSとか、全然使いこなせませんからw」
















 


ツル 「・・・・お気に入りMSでリ・ガズィを上げておきながらよくおっしゃる(苦笑)」

















可変型MSをもっとも得意とする鮫島幸雄。ガザDやガゾウムなど、ただお軍の本土防衛隊を次々撃破。


ゾロの圧倒的な戦闘力にテンションがあがったのか、思わず「ウヒャ!」と咆哮w



ただお 「ウ、ウヒャってww」



ツル 「鮫さん、いい歳して何て声を出してるんスかww」

















 


そんないつものクールさ半減の鮫島幸雄だが、頭の切れは相変わらず。


鮫島幸雄は筆談でガードリーダーに大陸東海岸の都市郡を占領するよう指示。


ゾロの移動力をフルに生かしたこの策は見事的中。以降ツル軍は資金不足に陥り新型MSの開発が不可能に。



















作戦が成功しガードリーダーの筆談も明るいw
















 


ただお 「このオーストラリアはどうなってるんスか!ゾロしかいないじゃないですか!(泣)


次々と押し寄せるゾロの大部隊に、「シラス台地の一輪花」も頭を抱えるのみw


ただお氏は空中戦でゾロに勝てぬと判断。水中戦に引き込み時間切れ狙いの持久戦へと移行していく。
















一方、MAP中央では最後の死闘が続いていた。


あくびの出る水中戦を行う鮫島・ただお軍とは異なる、ガードリーダーとツル氏の華麗な空中戦である。


ロングソード最強の男と鹿児島同盟最強の男。その戦いは最後の華と呼ぶに相応しい名勝負だった。
















 


プレイ開始から1時間40分。ツル軍は最後の最後まで激しく抵抗し、ついに全滅。


さすがロングソード連合が認めた男。


・・・・圧倒的不利な状況にもかかわらず勇戦したその姿は賞賛に値する。



ツル 「いやあ、参りました!ここまで完膚なきまでに負けると逆に気持ちいいですw












 


ツル氏が倒れたことにより鹿児島同盟の命運は尽きたが、ただお氏は徹底抗戦の継続を宣言w


「1機でも多くのゾロを落とす」という気迫で必死に本拠地を死守するが・・・いかんせん相手が悪すぎた。


鮫島幸雄はやっぱりGNEXTが上手い男だった★












 


ただお氏は最後にアクアジムでガードリーダーの本拠地を占領するというトンデモナイ奇策に打ってでたが、


燃料切れして動けなった挙句、ゾロで袋叩きにされ無残にゲームオーバーw













これにてオーストラリア決戦は終了。
























ガードリーダーが夢にまで見たロングソード連合の完全勝利だった。














ガードリーダー 「お疲れ様っした!!6時間ぶっ続けでご苦労様です!」



ただお 「うわっ、もう6時ですか(汗)まさかたった2戦しかできないとはww



ツル 「待ち時間退屈するかなって思ったけど、四人バトルってめっちゃ面白いですね★



鮫島幸雄 「ホントに!常に敵の画面を見ないといけないから全然気が抜けませんでしたw」



ガードリーダー 「ではささっと片付けて外に行きましょう。18時半より団結式を行います」



ただお 「団結式?



ガードリーダー 「フフ、私は他のロングソード幹部と違って話がわかる。古今東西、男同士が絆を深めるにはアレしかあるまい」




















 


ツル 「飲め飲めーい!!飲み放題で食べ放題!たまらんですね!」



鮫島幸雄 「いやあ。まさかGNEXTだけでこんな楽しいクリスマスになるとは!」



ただお 「帰りは僕が運転します。皆さん、どうぞガンガンやっちゃってください★」



ガードリーダー 「カッカッカ!言ってくれるぜ、ただおのダンナ!育児中にこんなに酒が飲めるとは思わなかったぜェ!」



ただお 「でも月面に4時間かかるとは思わなかったッス(汗)」



ツル 「そうそう、こちらの予定では月面はヴァロヴァロとケンプファーでトドメをさすつもりだったんですよ」



ガードリーダー 「へえ、ヴァロヴァロですか」



ツル 「ヴァロヴァロとケンプファー、略してヴァルケン!



ガードリーダー 「ヴァルケン!?」



ツル 「
ヴァルケンに倒されるなら本望でしょ?って決め台詞まで用意してましたw」




ガードリーダー 「こ、このヤローw」


















鮫島幸雄 「今日のお酒は本当においしいです。でも、わざわざ鹿児島からってスゴイですね」



ただお 「いえいえ!プレイ日記はツルから教えられてずっと読んでましたから、今日の対決は楽しみでした」



ガードリーダー 「どうでした?私とツルさんのニューヨーク戦は?」



ただお 「ツルの奴・・・初対面の人によくあんなヒドイ戦いをしましたね。怒られてもいいレベルでしたよw」



ツル 「俺は完全勝利が好きなんだよ。でも隊長さんが温厚な方で命拾いしました」



鮫島幸雄 「温厚というより負け戦大好きだからね、君は」



ガードリーダー 「うるさいな!しょーがないだろ、そういうプレイ日記ばっかり書いてきたんだからw」

















 


この決戦のために各自が持ってきたGNEXTは計5本。GNEXTへの変わらぬ愛が生み出した奇跡の出会いだった。


四人の宴は夜更けまで大いに盛り上がったという。


「ロングソード連合がきっかけでこんな出会いが出来るとは思わなかった」、仇敵・鮫島幸雄はそう語る。


たしかにこんなに胸がワクワクしたクリスマスは子供の頃以来である。


・・・わざわざこちらの家まで足を運んでくれた鹿児島同盟には感謝してもしきれない。


そして彼らのようにプレイ日記を応援してくれる人間がいてくれたからこそめでたく第300弾を迎えることが出来た。




ツルさん、ただおさん、鮫島幸雄、そしてHP後援者の皆様・・・


愚かしいプレイ日記ではありますが、今後も戦い続けるロングソード連合を暖かく見守って下さい★






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ガードリーダー 「わざわざ実家まで送ってくれてありがとうございます」



ツル 「オツカレサマでした。来年の2011年はゴールデンウィークにでもアイマショウ」



ガードリーダー 「こちらこそよろしくお願いします。では気をつけて久留米に帰ってください」



ツル 「ソノマエに・・・私は行かねばナリマセン」



ガードリーダー 「え?」
















ガードリーダー 「あっ、そのサンダル!さっきのお店の奴じゃないですか(汗)



ツル 「ちょっと飲みすぎたヨウデス・・・」