第299弾
ゲームボーイターボ
PartA
2011年5月1日。ロングソード連合はGBソフト「ゲームボーイウォーズターボ」と死闘を繰り広げていた。
戦場は、トムラタニガワ。
これまで幾多のプレイ日記で勝利をおさめてきたガードリーダーだったが、敵のCPU軍は予想外に精強。
狭いMAPも災いし、ロングソード連合は大きな損害を出しつつ防衛戦へ移行しようとしていた。
弱腰な幕僚本部に業を煮やした神奈川県のJD氏は木村理恵を失脚させ、主席幕僚に着任。
ロングソード連合の行く末はこの最凶の新戦士に託されたのである。
ガードリーダーさん、自走砲をどんどんあげてくれ。敵を砲撃で繰り崩します。
しかし自走砲は接近戦はできません。護衛にせめて軽戦車中隊をつけるべきでは。
時間のかかる正攻法など論外。敵の突進は歩兵どもを壁にして防げばよい。
りょ、了解です。
今回のトムラタニガワでの任務は、重戦車なしで敵の司令部を占領すること。
間接攻撃可能なロケット砲と自走砲を主力にCPU軍を撃滅するのはなかなかに至難の業だが、
うまく砲撃で敵の防衛戦に穴をあければ決して難しい任務ではないだろう。
JD殿下!先鋒部隊は敵司令部に到達。されどCPU軍の砲台で被害は甚大です!(汗)
それがどうした。くだらん報告をするよりさっさと増援を連れて来い。突撃を続行するのだ。
大量の砲で守られたCPUの本部はさすがに頑強で、攻め手が歩兵だけのロングソード連合の被害は急増。
戦車を持たないガードリーダー隊はライフルと対戦車ロケットで苦しい戦闘を続行。
多くのユニットが全滅したが絶え間の無い歩兵の人海戦術によって強引に侵攻していったのである。
そしてなんといっても、自走砲の攻撃力が素晴らしい。
CPU軍の重戦車破壊から敵砲台の制圧まで、使い勝手の良さは高い生産費を払うだけの価値があったw
・・・・これまで様々なゲームで、安価な兵器で戦うのを良しとしていたガードリーダーだったが、
戦争に勝つにはやはり高額な支援兵器も必要不可欠だと再認識するのであった。
JD殿下、すでにCPU軍は戦意を喪失。多数の敵兵を捕虜にしました。
捕虜?誰もそんな命令は出しておらんぞ。速やかに処分しろ。
処分ですって!?まさか・・・
殺せ殺せ。全部殺すんだ。
CPU軍の心臓部に突入したロングソード連合は敵残存兵力を徹底的に掃討。
CPU軍の兵士は降伏すら許さない。これまでにないロングソード連合の迫力に敵兵は裸足で逃走を開始。
こうしてロングソード連合隊長直属部隊は、戦車部隊の援護を受けることなくCPU軍を見事撃滅。
大量の歩兵部隊を失うなど当方の犠牲も大きかったが、18ターンというこれまでで最速の記録で勝利。
・・・・・こうしてトムラタニガワの戦いは砲撃と殺戮の果て、静かに幕を閉じた。
隊長。木村さんは顔面骨骨折で特に左目をひどく損傷。・・・全治三ヶ月の重症です。
むむむ。神竜の攻撃さえ耐えた理恵が全治三ヶ月か(汗)
なぜJD討伐を中止したんです、隊長!
いくらJD氏のコレクション棚に感動したと言っても・・・木村さんの仇をとるべきです!
JD氏は優秀なミリタリーマニアだけではない。レベンディック画像を提供した功績を忘れてはならん。
無骨なレベンディックと忠義を誓う直属部隊、どちらが大切なんですか!?
・・・・・・どっちもだ。
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