第297弾





大戦略1941 逆転の太平洋














 


ロングソード連合隊長は中学生の頃からつくづく太平洋戦争の本やゲームが大好きだった。(今も好きだがw)


その原点は「別冊歴史読本-日本海軍総覧」など、亡くなった祖父からもらった多くの書籍が原点だが


小学校からの幼馴染である鮫島幸雄に教えてもらった「提督の決断U」の影響も大きかった。


やはり少年時代に遊んだゲームには後々まで少なからず影響を受けるものだ。












そんなわけで本日はガードリーダーと同様、太平洋戦争に高い関心と見識を持つ奈々氏さんに回答を依頼。


聞いてみたソフトは太平洋戦争をモチーフにしたPS2ソフト、「大戦略1941-逆転の太平洋」である。
















Q; 太平洋戦争に興味をお持ちの奈々氏さんですが、このゲームを購入した時期やきっかけなどを教えてください★



 

まだ、私が太平洋戦争などの兵器などに興味を持ち出した時期で(かれこれもう7〜8年ほど前だったかと)

とりあえずそういう類のゲームを買ってみようかと思い買ったゲームが「大戦略1941〜逆転の太平洋〜」です。

(逆転の太平洋といっても日本出版社から出版された逆転!!太平洋戦争とは関係ありませんw)



















Q: 奈々氏さんは「大戦略」よりも「提督の決断」のイメージがあったのですが・・・

この「大戦略1941」の気に入ったところ・面白かったところを教えてください。




 

「提督の決断」も同時期ぐらいに買ったんですが、まだまだそういう戦略系シュミレーションゲームに慣れていなかった私には

いかんせんよくわからないシステムでろくにプレイもせずにクリアするのをやめてしまいました…。

なので「提督の決断」ほど戦略系の要素が薄い大戦略にしたといった感じです。

大戦略1941のよかったところですとやはり帝国陸海軍の兵器を使ってアメリカ軍の兵器をばったばったと倒していく、

それにつきますね。

ゲームなので故障や補給が滞るなどそういう部分はまったくないので安心して獅子奮迅できますw














Q: このゲームで苦労したところは??



 

やはり話が進むごとに
すごい勢いで攻めてくるアメリカ軍ですね。

最初の戦闘機はP40やF4Fでこちらの零戦があればまったく問題がなくなります。

しかし、相手がF6FどころかP51などになってくると零戦では太刀打ちできなくなってしまうので

早期に新型戦闘機の開発を急がれます。

それでゲームシステム上自分が進行して部隊を置いているところ意外は何があるのかわからない状況なので

必然的に偵察が大事になってくるんですが、戦闘機ですと半径3へクスぐらい、爆撃機だと半径4〜5へクスぐらい、

偵察機だと6へクスぐらいしか見通しが利かなくなっている仕様なのでまず偵察機を敵部隊がいそうなところに飛ばして

そこで敵を見つけたら機動部隊でとどめをさしていく・・・

っていう形になっていくのですが、

道中ばったり敵戦闘機や高射砲などにでくわしてしまうと反撃もできず落とされてしまいます。

ので、
「慎重慎重、時には大胆」が要求されるゲームでありますね。



しかし、このゲームの不満点を言ってしまうと…


 

まず、空母と艦載機だけで話が進めてしまいます。

正直、巡洋艦やその他兵器がまったくいりません。
下手をすれば戦艦大和すら使いません。

極端な話、8割艦載機、1割空母
(それも翔鶴型や赤城や加賀しか使いません)、その他任意で1割ほかのユニット

といった感じで攻略できます。


例外として潜水艦の伊-400潜を使うことができるのですが
(艦載機の晴嵐を含め)

敵はこちらと違って対潜攻撃をしてこない
のも相まって無双できます。

なので終盤は結構これに頼りましたね。

けれど、途中で潜水艦狩りのステージがあるので、そこで駆逐艦を使って潜水艦狩りをするぐらいで

それ以外で駆逐艦を使うことなどまったくないです。

艦載機に爆雷を装備することができないので必然的に駆逐艦に頼ることしかできないんですが…。



あと所詮ゲームなので仕方ないのですが・・・毎度毎度アメリカの太平洋艦隊を壊滅させているのに

次の話では
何事もなかったかのように艦隊を補充して出てくるのは

当時素人目の私にも「これはないだろ…」と思わせる内容でしたね。














Q: 奈々氏さんといえば真っ先に「震電」が出てきますが、本ゲームにおいて使い勝手はいかがですか??





震電、確かに使えますよ。

しかし、1週目で普通に進めていると後半の2〜3ステージでしか拝めることができない戦闘機ですね。

もちろん性能はすごいです。P-51ぐらい目じゃありません。

さらにその上に震電改もいるのですが、まさにコストパフォーマンスまで含めると史上最強といってもいいぐらいの戦闘機です。

P-80にも負けません。

このゲームどんな陸上戦闘機でも
着艦フック技術さえあれば、どんな航空機でも空母艦載機にすることが可能で

雷電や震電、震電改やはたまた火竜や秋水ですら艦載機で仕様できますw

なので震電に着艦フック機能をつけて
「ありえない戦闘機」として使って楽しんでいましたねw


しかし、このゲームシュミレーションゲームとしても戦記ものゲームとしても
中途半端感が出ているので

個人的にはあまりお勧めできる内容のゲームではありませんね。

いまだとベスト版で手に入れれるのであまり痛くはありませんが…。

あと驚いたのが、当時唯一の攻略本だったこのゲームの攻略本(100P程度)の値段が確か、




2400円!!…ぐらいしたのが驚きました。






















以上で、「大戦略1941-逆転の太平洋」の質問を終了いたします。


奈々氏さん、毎度毎度ご多忙ながら回答に協力していただきありがとうございました。
















 


いろいろ調べてわかったのですが・・・


このゲームには和製改造のジェット爆撃機Ar235や国民戦闘機He162が登場するようですw


Me262などメジャーな機体だけでなく、活躍できずに終わったドイツジェットが使用できるとは、憎い演出です♪





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