第288弾





三国志W















本日の「あのひとに聞いてみた」は、スーパーファミコン用ソフト「三国志W」











 


スーファミ最後の三国志というだけあって非常に高い完成度を誇る「W」。


前作までと比較しグラフィックも綺麗だが、遊びやすさを追求したシステム面で向上が目覚しい。


かくいうガードリーダーもお気に入りのソフトで、プレイ日記でもすでに掲載済み。(第96弾)










 


今回の回答者は異色のコンビ。いっしーさんとこのガードリーダーであるw


奈良県最強のHP後援者と福岡最強のレベンディッカーが手を組めば怖いもの無しである★















Q: スーファミ最後の三国志シリーズですが、このゲームをやり始めた時機とそのきっかけは?




いっしー
前作の『三國志V』がバツグンに面白かったので、発売を待ちかねて発売日当日に買いました。 ひとつのソフトに1万円以上払ったのは後にも先にもこの作品だけです。

ガードリーダー
たしか中学生の頃、横山光輝三国志を読んでいた兄貴が買いました。値段は中古で買いましたが・・・4000円もしましたね(汗)
「提督の決断」もそうですが、光栄のゲームは高額でしたww














Q: 前作「三国志V」と比較してどうでしょうか??




いっしー
結論から言いますと、前作の『三國志V』が個人的にシミュレーションゲームの中で最高位のひとつにランクインしているので、どうしても評価は下になってしまいます。

まず、良くなった点。

武将の特技が多数追加され、より個性が際立つようになったことがまずひとつ。 戦闘における選択肢が増え、前作にない面白味が生まれました。
次に、内政の簡略化。 お金と担当者を割り振れば、お金がある限り勝手にやってくれるのは楽でしたね。 様子を見に行くと、武将や兵士が何やら話してる風景を見られるシステムはかなりツボにハマりました。

次いで悪くなった点。

攻城戦が主に門のところだけでやりあう形になり、どの城も同じようなマップになってしまったのが残念です。 前作は各都市でマップが異なり、都市ごとに攻略ルートを研究するのがひとつの楽しみでした。 首尾よく門をぶち破ったり城壁を乗り越え、城内に乱入して戦うときの盛り上がりが十分に味わえないのが悲しいです。 また、部隊に大将以外に複数の副将を置けるようになったのは喜ばしいのですが、敵味方とも無難にバランスをとった配置となりやすく、痛しかゆし。 前作は戦闘力は弱いが計略に強い軍師型を多く出陣させるか、腕っ節は強いが頭は弱い猛将タイプを出すかのジレンマがあり、相手の戦力を見ながら選ぶ楽しみがありましたが、今作は途中からは何も考えず物量と優秀な武器で押しまくってればいい印象を持ってしまいました。 さらに、民忠誠度がMAXまで上げにくくなるなど、どうしても内政に足を引っ張られる要素が多く、人材と資金に乏しい弱小勢力が発展しにくいのも難ありと感じた点です。

ガードリーダー
三国志Vは最高の名作として鮫島幸雄からよく話を聞かせてもらっていました。彼はよく「司馬炎が幻の武将だ」と語ってくれましたが、私がVで感動したのはその登場武将の数ですね。流星鎚として名高いあの「ベンキ」が登場したり、関羽に斬られたマイナー武将「秦h」がいたり・・・すごくマニアックで感動したのを覚えています。それらマイナー武将が今回のWではガッツリ削除されてしまったことが残念です・・・。(Vの登場人物数は531人でWは454人)



大昔に雑記でも書いてますが、私の好きな文官「コウブ」はVしか出てこないんです・・・(涙)

















Q: どのシナリオでよく遊びましたか?どの君主で遊ぶのが好きだったかもお答え下さい。




いっしー


最初のシナリオを除けば、シナリオ3「劉備、新野に雌伏す」かシナリオ4「臥龍、赤壁に飛翔す」の劉備プレイが多かったです。
個人的にはあまり劉備は好きではないのですが、人材が豊富で弱小プレイの中でも遊びごたえがあるので、よくプレイしました。

ガードリーダー


実際にプレイ日記でもやりましたが、シナリオ4の弱小君主4人(通称:四国史)で遊ぶのが昔から好きでした。中学の頃、金旋を君主にして始めたら開始2ターン目でいきなり急死し、泣く泣く「キョウシ」を後継者にしました・・・(涙)
あとはやっぱり群雄が入り乱れるシナリオ1ですね。お気に入りの君主は、北海の孔融。頭だけはいい弱小君主が好みということと、配下の武安国の能力が素敵すぎる♪

















Q: ゲーム中で特に使えた武将、もしくは役に立たなかった愚将を教えてください★




いっしー

使える武将は、文句なしに曹操
「乱世の奸雄」の異名はダテではありません。


役に立たなかった愚将は…やはり劉禅かな。
実物はもう少しマシな人間だったと思うんですがね。。。

ガードリーダー
-使える武将編-



史実では散々な記述をされてますが・・・郭図は使える男です。
魅力が低いので用途は限られますが内政では支えてくれます。
彼を袁紹陣営から引き抜いたときの喜びは何物にも変えがたいw



リジュ。軍師になれるギリギリの能力ですが、やはりキレ者です。
防衛戦では落とし穴の設置や「落石」があるので戦場でも活躍。
案の定、魅力の低い男ですが・・・私は今日も彼に酒をすすめますw


-粗大ゴミ編-



高定。横山三国志では忠臣だったのに、この能力値は何だ(汗)
これなら「ケイドイエイ」のほうがまだマシです。



袁紹の三男、袁尚。もっと能力が高くていいと思う。(特に魅力)



ダシ大王。南蛮一の知恵者が聞いてあきれる。



皇甫崇将軍。優秀なはずなのにこの能力値はヒドイです。
せめて同じような境遇の「ロショク」将軍と同等の数値がほしい。
寿命も短い上に70も満たない統率力では活躍させようがない。



祝融夫人の弟、帯来洞主。まさに粗大ゴミ。














さて、残る質問はあと二つ。


両質問にはいっしーさんと私以外の方からも聞いてみたのでバッチリ回答を掲載いたします★

















Q: ゲームに関係なく、三国志で「好きな武将ベスト3」は誰?




いっしー

1位は曹操
新しい時代の波をつくり出す人物はそういるものではありませんが、彼はその数少ない英雄のひとりだと思います。
後世に与えた影響は同時代の誰よりも大きく、その才能の豊かさと多くの逸材を配下に集めた度量には素直に尊敬の念を抱きます。
僕にとって三国志で好きな武将は、曹操一択と言っても過言ではありません。
なので、2位以下は呉と蜀でそれぞれ1位をチョイスしました。

 
2位は諸葛瑾
不世出の政治家、諸葛亮はもちろん尊敬に値する大人物ですが、好きな人物となると兄の諸葛瑾の方が上になります。
弟の影に隠れがちですが、非常にバランスよく才能を発揮した逸材ですし、君主や同僚たちからの信頼の厚さは穏やかな性格だけでなく、彼の頭の良さをあらわしているように思います。
強いて彼の欠点をあげるなら、不肖の息子と馬ヅラくらいです(笑)


3位は王平
こういう実直な職人肌の武将がかなりお気に入りです。
巷ではブレない男として趙雲が人気のようですが、僕は断然王平を推します!
彼の逸話を見ると才知のひらめきを見せるといった感じではないのですが、常に的確な判断を下しています。
街亭では兵を鎮めて魏軍につけ込むスキを与えませんでしたし、魏軍の漢中への侵攻に際しては国境の山岳地帯で迎え撃つことを主張し、見事に撃退しています。
後に姜維が漢中の防衛線を下げて蜀滅亡の引き金となったことを思えば、現場指揮官からの叩き上げらしい、いぶし銀的活躍には大きな魅力を感じます。

JD
うわぁぁぁ・・・どうしよう、三国志ほとんどわからんデス(;´Д`)
知ってる限りでなんとか。


1位 黄忠 爺さん無双。気骨のあるジジイは大好物です。

2位 黄蓋 気骨のあるジ(ry そしてボンバーマン。

3位 魏延 おるか!→いるぞ!→ぶしゃ!優秀な人なのに・・・。

ガードリーダー

1位 陸抗
私の中では三国時代最高の名将と思っております。父である陸遜よりも
評価は上です。彼の呉軍と羊コ率いる晋との戦いは名勝負です。
まさに三国志に咲いた最期の華と言っても過言ではないでしょう★

2位 趙統
蜀末期の武将。あの趙雲の長男で、マイナー度はかなり高いですw
能力的には平凡ですが、最終シナリオでは主力として活用します。
偉大な親を持つ子はツライもの。それでも敢闘した趙統は偉大です。

3位 傅僉(ふせん)
蜀末期の猛将。「死して蜀の鬼となろうぞ!」は至高の名言である。
・・・それにしてもなぜ私は大戦末期の武将ばかりに惚れるのかw

とつお

1位 太史慈
やっぱりタイシジだな。呉の忠臣だし!


横山三国志で向かってきた張リョウに「下衆!ひかえろ!」って
言うのが最高だった。


あと、敵の槍を受けるポーズがカッコイイ!!


2位 顔良
ギゾク、ソウケンをぶっ倒したときがカッコイイ。斧を片手に曹操軍を恐怖に落としたキシュウの猛将!振り回す大斧もいいが、横山三国志でのカブトがカッコイイ。


3位 馬超
名シーンは横山三国志32巻のイスイの戦いでの「キョチョとの一騎打ち」だな!あと張飛との一騎打ちもいいな。「なにが、むむむだ」?・・・そういやそんなシーンもあったなw

Yoshimura

1位 孫策
袁術配下の一武将から、父孫堅以来の名臣と己の武勇と軍略をフル活用してわずか数年で江東の主になったところ。孫策の破竹の快進撃はもちろん、太史慈との一騎打ちから彼が部下になるまでの話は爽快で本当に好きです。史実では許貢遺臣による襲撃、演義では于吉による呪いで二六歳の若さで亡くったのはとても残念です。

2位 曹操
三国志関係のほとんどの作品で諸悪の根源的な扱いを受けていますが、私は好きです。張シュウに大敗して典韋らを失ったり、赤壁で大敗北を喫しても、後には大勝利を収めるところとか。政治だけでなく詩文の才能もある文化人としての側面もあります。また人物と見れば、身分や家柄だけでなくかつて敵対した者だろうといわく付きの者だろうと関係なく受けいれてくれる度量の広いところが好きです。徐庶みたいな詐欺な登用もありますけど。まぁ、父親の仇と称して陶謙を攻めるだけじゃなく徐州の民を大虐殺したのはどうかと思いますけど。

3位 張遼
呂布と曹操に仕えた名将。特に合肥の戦いに代表される対呉戦線での獅子奮迅の奮闘ぶりはヤバいですね。「遼来来」は伊達じゃないですね。それと、関羽との敵味方を超えた友情も素敵ですね。


それにしても、一口に三国志といっても正史と演義で記述や評価がぜんぜん違う人が多いので結構ややこしいですね。蜀や反曹操陣営は過大評価され、魏や蜀特に劉備・諸葛亮に敵対した人物は酷評され容赦なく極悪人に描かれるという。劉備に徐州を譲った陶謙や、献帝から密勅を賜った董承が、史実では結構なワルだと知ったときはびっくりしました。
























Q: ロングソード連合隊長を三国志の武将にたとえるなら誰?




とつお

ホウ徳だな。義理堅いし、受けた恩は必ず忘れない男。
もちろん武力も高い。どうだい、ピッタリだろ!

JD

守りに強く、外交に長け、女性関係はストイック・・・。
うーん、うーん・・・そ、孫堅でしょうか。
メジャーどころしか知らなくてゴメンナサイ(>_<)

溝蠍

三国志については右も左もわからない、漫画すら読んだこともありません。が、 おぼつかない調査の結果、賈逵になりました。三国志を知る人にとってはどうなんでしょうか、これ。

Yoshimura

曹仁。武勇や軍略に秀でているだけでなく、敗死しかけていた牛金を命がけで救出したりと義理堅いというか面倒見がいい?ので。

いっしー

馬騰でしょうか。 何と言っても「西方の雄」ですから!!(笑)
冗談はさておき、馬騰は中原の群雄とはひと味違う、爽やかさを感じさせる人物だと思います。 それと、勝手な思い込みですが、涼州の豪族たちの関係が何となくロングソード連合の雰囲気と通じるものがあるように思うんですよね。。。 君主と配下というより、盟主と対等な関係の同盟者たちの集まりみたいな感じなので。

ガードリーダー

わ、私としては呉最後の丞相、張悌かなと思ってましたが・・・
どうやら世間一般の私の評価は武勇タイプなんですね(汗)

鮫島幸雄

厳白虎。もしくは「配下だけは優秀」という点で袁紹。













いっしー様、JD様、航空参謀Yoshimura君、溝蠍さん、最高幹部とつお君、ご協力ありがとうございました。鮫島は死刑!


武勇一辺倒の猪武者にならぬよう、今後も頭を使って頑張ります★







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