※このプレイ日記は2019年1月10日に後援者のカワウソさんが製作したものです。






明けましておめでとうございます。



おめでとうございます。、、、で、いきなり仕事ですか。 



察しがいいな。2019年の1発目は隊長殿から

直々の依頼だ。
モリさん、早速読んでくれ。



はぃな。







    
〜福岡市南区在住〜

  ・ガードリーダー隊長より 





カワウソさん、なんでもいいんでゲームレビュー

送ってください。

サイト的にもいよいよヤバイっす。

報酬は

『GB版 ストリートファイターU』













波動拳もろくに出ない操作性最悪のクソゲーじゃないか。



スーファミでギリギリなものをゲームボーイにぶちこむ

なんぞ正気の沙汰とは思えん。

そもそもダルシムと本田がいない時点でストUになって

いないのだがな。



報酬の文句はそのくらいで本題のゲームレビュー

といきましょう。

テーマの指定は特にないようですが、どうしましょう?



ふむ。カワウソ課の大きな目的は『現実』と『空想』の

融合、内なる世界と現実世界とのミッシングリンクに

なるため活動している。


今回は年明けということで『年末年始』とからめていこう。



(そんな目的があったとは知らなかった。)

よっしゃ!ミッシングをばんばんリンクするぜ!

えーと『年末年始』だろ?

年末年始、年末年始、、、幕末年始、幕末剣士、、、

  『幕末浪漫 月華の剣士』

これだぁ!!



 ・・・・・・・カワウソさん、ミッシングリンクの意味

絶対わかってないでしょ。







第1962弾





月華の剣士












ジャンルは武器系の格闘ゲーム、タイトルから

わかるように舞台は『幕末』だな。



世界観やキャラクターデザイン、ゲームシステムなど

色々なところで『侍スピリッツ』との差別化

図っているようですわね。

カワウソさんはプレイ経験あるんですか?



あるよ。操作もストーリーもわかりやすくて楽しいんだけど、

なぜか飽きるのが早かったなぁ。


批判するだけではレビューにはならん。

良いところ、残念なところを1つ、1つ紐といて評価するとしよう。

まずは『キャラクター』から。













美形な人が多くて素敵だわ♪

これなら女性受けもよさそうですわね。



爽やかな顔で人斬ってんじゃねーって話だよ、

まったく。


サムスピの王虎先生を見習えってんだ。











サムスピにあった酷い投げ技『デブの屁』『じじぃの口臭』

など下品な要素は皆無。

斬撃の音が軽いせいか残酷さもあまり感じられないな。



よくみると『どこかでみたような』キャラクターも

ちらほらいますね。











幕末だからか『鷲塚』は見た目も技ももろ

『るろ剣の牙突の人』だね。

『斬鉄』も鵜堂に似てるなぁ。








他にもジェット・リー似の『李烈火』やドカベンの

岩鬼似の『十三』など全体的に見た目や技の動きはパク、、、

他作品にインスパイヤされたキャラクターが多い。




美形揃いのわりには男臭いとこ攻めてますわね。

どの客層を狙ってるのかよくわかりませんわ。



おそらく『老若男女』全てを取り込もうとした結果、

中途半端になってしまった
のだろう。

しかしキャラクターの問題は別のところにある、と私は考える。


性格が物静かで真面目なやつばかりってことじゃないの?








言われてみると主人公をはじめ半数は

『真面目、無口』ですわね。



その通り。『死と隣り合わせ』という極限状態に

身をおいているわりには『おとなしい普通の人』が

あまりにも多いのだ。

これではいくら外見がよくても個性が死んでしまう。







たしかにね。でも『天野漂』だけは違うと思うな。











戦う動機が『桜が散っているのは、悪いやつが悪いこと

してるからに違いない』
だし、

刃物の相手に木刀で立ち向かう『どこぞの元人斬り』も

びっくりなナイスな酔っぱらいだよ。


※正確には木刀ではなく仕込み刀。『1作目』では刀を

一切抜かない。 










たしか この人のエンディングは格闘ゲームでは珍しい

選択式のマルチエンディングでしたわね。  



次元の壁を越えてプレイヤーに感謝の気持ちを伝える

キャラクターなんて他にいないよ。

声はスネークの大塚明夫さんで渋いし俺のなかでは

漂さんが主人公だね。




さすがに『半裸のルパンちっくな酔っぱらい』では

主人公は無理だと思うが

魅力的な人物であるのは間違いないな。

そろそろ次の『システム』にいこう。










キャラクター選択したあとに選べる『力』『技』って

何が違うんですか?


『剣質』という月華の剣士を象徴するシステムで

それぞれの特長を簡単に説明すると





『力』 

・攻撃力が高い。

・通常技でも削れる。

・一部の必殺技から超必殺技に繋ぐことができる『昇華』がある。

・ゲージ満タンで体力点滅状態だと超必殺技を越える

『潜在奥義』が使える。





『技』

・攻撃力は劣るが、すばやい動作で技が繋がりやすくなる。

・ゲージ満タンで体力点滅状態の時『乱舞奥義』が使える。



※乱舞奥義

CAPCOMのオリジナルコンボのように全ての技のモーションが高速化し、

連続技を与えることができる状態.


その間、キャラクターは青く点滅する。








なるほど、つまり同じキャラクターでも剣質で違った戦い方が

できる
というわけですね。これはなかなか画期的ですわ。



そういうことなんだが、問題もある。

半数以上のキャラクターには『力』『技』の相性があるのだ。







もともと攻撃力の高いキャラクターに

素早い動作を足せば最強だと思って『技』を選ぶと

結局は使いづらいだけになるんだよな。




これでは経験者同士の対戦プレイの広がりは

あまり期待できませんね。






ゲームバランス自体は良好だからそれなりに

楽しめるのだが

『個性』と『システム』の両立は難しかったようだな。



その結果良くも悪くも無難な作品になってしまったんですね。


背景や人物が綺麗なだけじゃダメだ、ってことだな。

それに格闘ゲームは奇人、変人の

『ブッ飛んだやつ』がいてなんぼだよ!

月華のキワモノ枠のキャラにも火吹くくらいの気合いが

欲しかったな。
 









※ブッ飛んだやつ一例








なんやかんやでこのレビューも月華の剣士同様、

今回は無難な仕上がりになってしまいましたね。








うむ。汚さ、エロさの中にある本物の

美しさを探究する
のもまたカワウソ課の使命。

賛否あっても突き進む勇気が必要だな。



今回はダメだったけど 今年もエロく、汚く生々しい

ゲームレビューを作るからカワウソ課をよろしくな!






モリサン、最後に正月っぽいクソみてぇな豆知識

披露しておくんな!










『元日』は1月1日!『元旦』は1月1日の朝!

旦の字は地平線からの太陽が上る様を表してるそうですよ。

それでは皆様、ごきげんよう♪






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