今回紹介するのはレーサーミニ四駆ですね。
そうだな。
レース競技としてのミニ四駆のルーツはレーサーミニ四駆にある。
レーサーミニ四駆(参考:Wikipedia)
初代ミニ四駆、ホットショットJr.
1982年に誕生したミニ四駆だが、四駆らしく走破性に長じたギヤ比設定にしたことで、
当時の子供達からは「遅い」というイメージを持たれていた。。
そこでホイールベースやギヤ比をハイスピード設定に変えるほか、低重心化などを採用した
マシン「レーサーミニ四駆」が売られるようになる。
第1弾車種にはオフロードタイプで人気が高かった「ホットショット」が選ばれた。
最初にオフロード用として開発されたが、レース用のコースが開発され、
バンパー部にボタンをつけてコースアウトを防ぐなど小学生のアイディアも活用し、
徐々に現在にも繋がる競技のスタイルが確立されていく。
1987年にミニ四駆を題材にした漫画『ダッシュ!四駆郎』(作:徳田ザウルス)が
『月刊コロコロコミック』で連載されるとますます人気は上昇、
1988年夏からはミニ四駆全国選手権大会「ジャパンカップ」が開催されるようになった。
改造のアドバイスや関連イベント案内を行うミニ四駆専門商業広報キャラクター
「ミニ四ファイター(通称:ファイター)」などを活用した、
小学館と共同のメディアミックス戦略が人気に拍車をかけ、
大会が各地で多数開かれるようになる。
さらに『ダッシュ!四駆郎』はアニメにもなって社会的認知も高まった。
ダッシュ1号・皇帝(エンペラー)
ところが、1991年ごろに突然ブームが去った。
ブームになった当初に主要層だった世代(1975〜78年生まれ)からの興味が薄くなってしまったこと、
バブル崩壊による経済的問題、受験戦争の加熱などが要因とされている。
その後ミニ四駆の人気は低迷、再び人気が上昇するのは1994年、
フルカウルミニ四駆と『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の登場を待つことになる。
へえー。二次ブーム世代のdnさんは、マシンを持ってましたか?
実は結構持ってたんだよ。
世代じゃないのになんでまた?
近所のプラモ屋に結構古いのが置いてあったんだよ。
当時のスーパーミニ四駆とフルカウルミニ四駆にはモーターが付いてなかったけど、
レーサーミニ四駆にはモーターが付いてたから、買ってすぐ走らせることができた。
それに、人とかぶらないだろ? だからたまに買ってたんだ。
そのころから「人とかぶらない」とか気にしてたんですか。
そうだな。
当時持ってたマシンを紹介しよう。
スーパーアバンテ
アバンテシリーズの3代目。
カラーリングがそれまでの青から白を基調としたへと変更された。
「レッツ&ゴー」にも登場、セイバー系マシンの元祖ということになっている。
ダッシュ3号・流星(シューティングスター)
『ダッシュ!四駆郎』で、南進駆郎が使用するマシン。
デザイン原案は『シャーマンキング』で知られ、現在はコロコロアニキで
『ハイパーダッシュ!四駆郎』を連載する武井宏之。
エアロソリチュード
『ダッシュ!四駆郎』で、最後に登場したマシン。
フロントにモーターを配置するFMシャーシを採用。
dnはこのマシンの方がブロッケンギガントより好きだった。
ほかにも持ってた気がするんだけどなー。
実際使っててどうだったんですか?
アバンテはそこそこ早かったよ。そこまで改造してなかったな。
小学生レベルだと改造して余計に遅くなる、なんてケースがよくあったんだ。
当時は夢パーツの効果が本気で信じられてたしなー。
ゆめぱーつ?
詳しくはググってくれ。
俺はスライドダンパーとレブチューンモーターを買ったんだ。
確か合計でマシン4〜5台買える値段だったと思う。
騙しやがって!!
ははははは。でもロマンがありそうなパーツですね。
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