※このプレイ日記は2017年4月18日に後援者の古風さんが製作したものです。




第1783弾





SDガンダム
GジェネレーションSEED











ロングソード連合の皆様こんにちは。古風です。










今回はPS2『SDガンダムGジェネレーションSEED』のSEEDモードより

【STAGE−4 宇宙に降る星】をプレイします。



本ステージはアニメ「機動戦士ガンダムSEED」で描かれた、

地球連合軍の第八機動艦隊とザフトのクルーゼ隊による艦隊戦

《低軌道会戦》の再現シナリオとなっており、

クリア条件は「アークエンジェルの地球降下まで6ターン守り切る」というもの。


原作アニメにおいては初めて大規模な艦隊戦が展開されたエピソードであり、

30隻以上の戦闘艦と多数のMAを保有する第八艦隊が、

ガンダム4機が加わったとはいえども僅か3隻の艦隊とMSに圧倒され壊滅するという

「MSの(ガンダムの?)理不尽な優位性」を象徴するエピソードです。







本ステージで双方の戦力は

自軍【地球連合軍 第八機動艦隊】




戦闘艦×3(大型戦艦×1、戦艦×1、護衛艦×1)

※アークエンジェルは行動不能

MA〈メビウス〉×13

3ターン目に〈ストライクガンダム〉とMA〈メビウス・ゼロ〉が増援



敵軍【ザフト クルーゼ隊】

戦闘艦×3(ナスカ級高速艦×1〈ヴェサリウス〉、

ローラシア級戦闘艦×2内1隻は〈ガモフ〉)

MS×7(内ガンダムタイプは4機)






ユニット数ではやはり優位にある第八機動艦隊ですが能力においては不利です。

しかもガンダムタイプ4機はフェイズシフト装甲により「実体弾無効化」の

機能を持ちますから、

リニアガンとミサイル装備のMA〈メビウス〉は有効打になりません。



攻略本によれば

「〈メビウス〉を始め第八艦隊の戦力はアテにならない」

「陣形を崩さず迎撃に徹し、アークエンジェルの防衛のみ考える」


とのことです。


しかし、いくら個々の能力で劣るとはいえ、「戦いは数だ」という

先人の有難いお言葉もあります。







また、「戦いは勢いだ。恐れてちゃ勝機を失う」とも言います。



よってここは攻略情報に真っ向から反し、打って出ることにします。

自らに課す条件は2つ。


@積極的な攻勢に出る

A6ターン終了時までに敵を全滅させる

です。








【ターン1】

※ターンの進行は「敵軍MS→自軍MA(MS)→敵軍艦→自軍艦」です。






両軍の行動前イベントにて、第八機動艦隊のハルバートン提督

艦隊に激を飛ばし、全ユニットの

SA値(GジェネSEEDにおけるテンションゲージ。100ポイントで1ゲージ)

が上昇します。






旗艦〈メネラオス〉の前方に展開する〈メビウス〉4機と、〈メネラオス〉を含む

3隻の戦闘艦はこのイベントでSA値が100を超え1ゲージを獲得するので、

この1ゲージを消費する大ワザ「スペシャルアタック」「一斉射撃」

使用可能になります。(メネラオスのみ200ポイント=2ゲージ確保済)

威力・命中判定が高くフェイズシフトなどの特殊装甲を無視してダメージが入るという

本ステージ攻略の要です。







・敵軍MS

積極的に前進しますが移動距離と射程の問題から攻撃しないユニットが多いです。

敵左翼の〈イージスガンダム〉はMAに変形して大きく前進かつ

〈メビウス〉に向けて大型ビーム砲で攻撃。

こいつは一か八かで回避を選択します。喰らうといきなり戦力が一機減ります(汗)





中央に布陣した一般兵のMS〈ジン〉3機が前進し、

1機は味方旗艦〈メネラオス〉に、2機は〈メビウス〉隊に攻撃してきますが、

これは次のターンで撃破したいので全力で反撃します。

特に〈メネラオス〉はハルバートン提督が非常に優秀で、

命中率が低いはずの連装ビーム主砲がMS相手でもよく当たります。

敵右翼の〈デュエルガンダムAS〉〈バスターガンダム〉〈ブリッツガンダム〉は前進しますが

攻撃してくるのは〈デュエルガンダムAS〉のみ。




・自軍MA

〈メネラオス〉前方の〈メビウス〉を1〜2マス移動しMS〈ジン〉3機に攻撃を仕掛けますが

ギリギリまで削るのみで撃破はしません。

なぜなら、この4機はすでにスペシャルアタックが可能だからです。







この後〈メネラオス〉両脇に展開した2機ずつの〈メビウス〉が

行動できるようになるので、彼らに撃破させます。

いずれも冒頭のイベント効果でSA値が90ポイントまで上昇しているので、

MSを撃破すれば必ず1ゲージは獲得できます。

同じ敵を同一の射程内に収めた味方同士で支援する「支援攻撃」を利用して撃破し、

一度に2機のSA値を上げたいところです。










以上の3小隊(メネラオス前方4機、左脇2機、右脇2機)の行動で

スペシャルアタック可能な機体は6〜8機になるはずです。

今回のプレイは理想的に8機がスペシャルアタックを確保しました。







【ターン2】

以降、彼らを中核に攻勢に出ます。

自軍左翼、戦艦の前方に展開する〈メビウス〉3機は突撃し

〈デュエルガンダムAS〉に全力攻撃を掛けます。

理由は3つ。


@本ステージは本来の〈デュエルガンダム〉ではなく追加装備アサルト・シュラウドを載せた

〈デュエルガンダムAS〉だが、このゲームでは何故か

〈デュエルガンダムAS〉にフェイズシフト装甲が無い。

つまり通常装備の〈メビウス〉がスペシャルアタック無しでも有効な打撃を与え得る

唯一のガンダムタイプ。




A〈デュエルガンダムAS〉は〈バスターガンダム〉〈ブリッツガンダム〉と小隊を組み、

かつ隊長機である。

このゲームでは隊長機の周囲にパイロットの能力に比例した「指揮範囲」が発生する。

この範囲内では隊員の機体は命中率と回避率が上昇し、

隊員同士の「支援攻撃」コマンドが使用可能。

隊長機である〈デュエルガンダムAS〉の撃破は他2機のガンダムタイプを弱体化させる。



Bこの段階でスペシャルアタックが使用可能な〈メビウス〉は8機。

しかしこの後スペシャルアタックを「補充」できる雑魚敵がいない。

〈デュエルガンダムAS〉は手強いが、

少なくとも「通常攻撃で倒せる」「戦艦ほどには堅くない」ので比較的対処が楽。



以上から、優先撃破目標となります。




幸いなことに、

敵ガンダムタイプは〈メビウス〉に対してあまり積極的に攻撃・反撃をしないので

(2回は撃てるビームライフルを1回しか撃たないなど)、

この時点では損害はありません。


自軍右翼、護衛艦の前方に展開する〈メビウス〉2機の行動です。

ここが自軍の最も厳しい戦線と言えます。

対する敵左翼は〈イージスガンダム〉と高速戦闘艦〈ヴェサリウス〉のみですが、

〈イージスガンダム〉のパイロットことアスラン・ザラは本ステージの敵で

最高の能力値を見せていますし、

〈ヴェサリウス〉艦長が中々に優秀で、

長射程・高威力のビーム砲「単装高エネルギー収束火線砲」の命中率が高いです。






この戦線の〈メビウス〉2機はスペシャルアタックも使えず数的優位も無いので、

敢えて奥の〈ヴェサリウス〉に向かいます。

この時点では〈ヴェサリウス〉は〈メビウス〉の射程外です。



・敵軍艦

いずれも直進してきます。



・自軍艦

まず中央の〈メネラオス〉は真正面にいるローラシア級戦闘艦から

5〜6マスの位置に前進させます。

この位置は【ターン2】で必ずローラシア級が砲撃をしてきますが、

〈メネラオス〉の主砲の射程でもあります。

艦の火力・耐久で勝り、艦長の能力はハルバートン提督が圧倒的に上なので

ただの撃ち合いなら勝てます。

中央部は既に3機のMS〈ジン〉を排除してあるので不安要素はありません。

自軍左翼、戦艦は前進。

【ターン2】以降はガンダムタイプの攻撃を誘いつつ積極的に反撃し、

〈メビウス〉隊を援護します。

自軍右翼、護衛艦は〈イージスガンダム〉に向け前進します。

ただし、〈ヴェサリウス〉から5〜6マスの距離に移動すると次のターンに

ビーム砲でHPの7割を持っていかれるので7マス目を目安に移動します。





【ターン2】

・敵軍MS

まず〈イージスガンダム〉は間違いなく護衛艦を攻撃します。、

護衛艦にはフェイズシフト装甲に有効なビーム兵器が無いので回避を選択。

大抵は一撃喰らいますが気休めです。







敵右翼のガンダムタイプ3機は先程前進させた自軍左翼の戦艦に対して

積極的に攻撃を仕掛けます。

戦艦はビーム副砲の命中率がまずまずなので必ず反撃し、少しでも削り取ります。

ある程度のダメージは覚悟の上で殴り合いです。




・自軍MA



【ターン1】でスペシャルアタック可能にした中央部の3小隊の内2機を

〈イージスガンダム〉へ、残りを

〈デュエルガンダムAS〉〈バスターガンダム〉〈ブリッツガンダム〉へ向かって

突撃させます。


真っ先に〈イージスガンダム〉と〈ブリッツガンダム〉にスペシャルアタックを

撃ちまくります。

〈イージスガンダム〉には1発当たれば良いくらいの賭けですが、

〈ブリッツガンダム〉はパイロットの能力がやや低いこともありよく喰らってくれます。

2回命中させてHPを2割未満まで削り取りました。







元々自軍左翼にいた〈メビウス〉3機は継続して〈デュエルガンダムAS〉を攻撃。

「支援攻撃」コマンドを使って効率よくダメージを与えたのが功を奏し、

ここで撃破できました。








スペシャルアタックを持った〈メビウス〉の数に余裕が生まれたので、

【ターン3】で攻撃するつもりだった〈バスターガンダム〉にもスペシャルアタックを投入。

1機目の〈メビウス〉が反撃で撃墜されたものの、

戦艦との戦闘でダメージを受けていた〈バスターガンダム〉も3回目で撃破。

この時点でスペシャルアタックが可能な〈メビウス〉は残り1機となりました。

自軍右翼の〈メビウス〉は〈ヴェサリウス〉攻撃のため更に前進します。



・敵軍艦

〈ヴェサリウス〉はやや中央寄りに前進します。

中央部のローラシア級は〈メネラオス〉に必ず攻撃してきます。

これに反撃し主砲を一回命中させておけば、

〈メネラオス〉行動時に「一斉射撃」であっさりと撃沈できます。

ガンダムタイプ3機の後ろに控えるローラシア級〈ガモフ〉は一気に前進してきます。




・自軍艦




護衛艦の「一斉射撃」を〈イージスガンダム〉に使いますが、ハズレ。

〈ヴェサリウス〉に使うべきでしたね。

〈メネラオス〉は前述の通り。







戦艦はこの時点でガンダムタイプ3機との戦闘のダメージがありますが、

折角〈ガモフ〉が射程内に入ってくれたので「一斉射撃」を仕掛けます。

予め〈メビウス〉1機で攻撃しておいた(反撃で撃墜されていますが)とはいえ

HP4割未満まで削れました。






【ターン3】



ここで〈ストライクガンダム〉と〈メビウス・ゼロ〉の増援です。

第八艦隊の後方に待機するアークエンジェルからの発進なので

戦線への到達は遅いですが、比較的近くの〈イージスガンダム〉へ向けて

移動させます。




・敵軍MS

〈イージスガンダム〉が護衛艦を攻撃するので回避。

〈ブリッツガンダム〉はダメージが大きすぎたせいか〈ガモフ〉に帰艦します。

良いカモなので、再び出てくる前に艦ごと消えてもらいましょう。



敵前逃亡の報いはデカい。






・自軍MA



残りHPが僅かな〈ガモフ〉を〈メビウス〉で包囲し撃沈します。

中の〈ブリッツガンダム〉ごと撃沈できたのは大きい戦果でしょう。予

想外の一石二鳥(笑)

〈ガモフ〉を撃沈した機体のSA値が上昇し、スペシャルアタック可能な機体は

2機になりました。

内1機は未行動状態なので、〈イージスガンダム〉に向かわせます。






〈ヴェサリウス〉へ向かっていた2機はようやく攻撃開始。

さらに、先程〈イージスガンダム〉へのスペシャルアタックを外した機体も

近くにいたのでこれも攻撃に加えます。

「支援攻撃」も重なり〈ヴェサリウス〉のHPを半分奪いました。




・敵軍艦

〈メネラオス〉を射程に収めていた〈ヴェサリウス〉から砲撃を受けますが、むしろ反撃で

〈ヴェサリウス〉の方が大きな損害を受けています。




・自軍艦

護衛艦は〈イージスガンダム〉を誘導するためやや後退します。

戦艦は、損傷した機体を回収つつ移動。

〈メネラオス〉は〈イージスガンダム〉に向けやや移動します。






【ターン4】

・敵軍MS

〈イージスガンダム〉が護衛艦を追って移動。


・自軍MA

〈ヴェサリウス〉に〈メビウス〉のミサイルが命中し瀕死に追い込みます。

が反撃によりその機体は撃墜。






〈メビウス〉の1機が〈イージスガンダム〉にスペシャルアタックを仕掛け命中。

瀕死に追い込みます。

直後に〈メビウス・ゼロ〉のスペシャルアタックで〈イージスガンダム〉を撃墜します。

これで残るは瀕死の〈ヴェサリウス〉のみ。



・敵軍艦

〈ヴェサリウス〉は全速で逃げはじめます。



・自軍艦

〈メネラオス〉で〈ヴェサリウス〉追跡。射程に収めます。






【ターン5】

・自軍MA

〈メビウス〉部隊で〈ヴェサリウス〉の逃げ道をふさぎます。


・敵軍艦

〈ヴェサリウス〉進退窮まったか行動せず。


・自軍艦





最後はカッコよく、〈メネラオス〉の「一斉射撃」で〈ヴェサリウス〉撃沈。







【ステージクリア!】




2ターン残し、損害もMA〈メビウス〉3機の被撃墜のみにとどめての

ステージクリアです。

というかこのステージをやるのは久しぶりですが簡単すぎです。

こんな持って回ったような戦術など無くとも、数にモノを言わせた力押しで

たぶんいけます。

「自軍損害0」とか「増援の2機は使用しない」といった厳しめの縛りを

すべきだったかもしれません。



しかし、目立った損害も無くザフトを撃退し「第八艦隊の底力を見せつける」

ことには成功したと判断して良いでしょう。たぶん!






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