※このプレイ日記は2017年3月18日に後援者のボルカノさんが製作したものです。




第 弾





スーパーロボット大戦
コンプリートボックス










こんばんは、ボルカノです。

ふとした思いつきから、スパロボCBのバーチャルスタジアムを起動し、

ちょっとした模擬戦を行ってみました。









思いつきというのは、奇襲とか陽動をやってみたいというもので、

強敵の中を潜り抜けるか、あるいはそれを引き付けておいて、

奥にいる敵を撃破する作戦をやりたい……という、他愛もない発想です。


身近な話では、近所の黒くてでかい番犬をどうにかして、

家の中にいるであろう憎いあんちくしょうを棒でぶん殴りたい、みたいな?

(注:例え話ね)


それでは、模擬戦の内容について説明していこうと思います。










まず、1Pプレイヤーこと私はメモカーを使用。

中身は過去のプレイ日記(1699弾)で使った時のものと同じものとなっております。

いきさつは色々とありますが、なるべくバランスの悪いチームを使いたかったので、

結局、自分で編成したやつに行き着いたといった感じですかね。







ゲッター、マジンガーを中心に5機のチームで編成します。








次に対戦相手には邪神連合を選択。

これは、一種のEXチームとでも呼ぶべきもので、

スーパーロボット大戦EXを第一のテーマに、ヴォルクルスや、デモンゴーレムなどの、

ロボットでもなんでもないゲテモノどもが、収録されているデータです。

ヴォルクルス(上半身)、ウィーゾルを中心に、5機のチームで編成して、

模擬戦開始。













まずは、ゲッター1を2に変形させ、地中から潜行。

月並みな使い方ではありますが、

奇襲と考えて最初に浮かんだのがゲッター2だったのです。










マジンガーは西に、

囮にするMS部隊はゲッター2の後ろに付くように移動させます。










2ターン目はMS部隊の位置を崖の上で固定。ウィーゾルを引き付けます。










……と、思ったらウィーゾルの射程が長いことを忘れており、

引き付けに失敗(汗)















しかも、クワトロ大尉は、いきなり撃墜される有り様。

つーか、クリティカルって……。アンタ、技量上回っとるだろ(怒)








シャアとしてもクワトロとしても、あり得ん。

かような恥さらしは左遷あるのみ。











さらに、ヴォルクルスはマジンガーに狙いを定めるように北へ移動。

お、俺の奇襲計画が、とっても大きな音をたてながら崩れていくゥ……。










かくなる上は、指揮官として失敗の責を取り、自害するのみ。



……いや、それはちょっと早いか。死ぬのはヤダな。痛いし。

ちょい、状況を整理してみることにしましょう。

えー、まず、ウィーゾルについては想定ほどの誘い込みにはならなかったにしても、

位置としてはマップの中央やや北より。ゲッターからは離れています。

次にヴォルクルスはマジンガーを追って西北西。

ある意味では引き付けは成功していますね。










残るゲッターは既にデモンゴーレムの目前で、攻撃を待つのみ。

というか、ゲッターの足ならたぶん、ヴォルクルスに狙われてからでも逃げ切れるでしょう。

逃げ切れないほど近くに招いたとしても、地中に潜れば無敵化しますし。

ならば、マジンガーとゲッターを攻撃役に据える作戦の根本に変更を加える必要はなし。

マジンガーを南に移動、デモンゴーレムの撃滅に加えます。

ゲッターにはその役を、マジンガーとバトンタッチする形で撤退してもらいます。






というか、思ったよりも余裕です(苦笑)

デモンゴーレムが一撃で粉々になりました。

もしかしたら、ゲッターのみは精神コマンドに制限ありでも良かったのかも

知れませんねぇ。










4ターン目敵フェイズは、シーブックのガンキャノンがウィーゾルを迎撃。

バルカンを命中させるも、根本的な威力の問題故にか、効き目なし。











開ける5ターン目からはマジンガーがデモンゴーレムの攻撃を開始。

ここで、ゲッターの形態を1に戻し、進路を東に取ります。

次のターンでは進路をさらに北に変え、ウィーゾルと戦わせようという

算段であります。













5ターン目敵フェイズでは、シーブックが240mm砲を轟音とともに発砲。

ひらめき役の単なる囮ではないとばかりに、ウィーゾルに損害を与えました。










6ターン目にて、砲火の中に居合わせるかのようなタイミングで、

ゲッターが到着。

ウィーゾルもゲッターも互いに攻撃力が高いためか、交戦と同時にいきなり

中破状態に。








……サフィーネさん、ダメージ食らうたびに感じるのは、

台詞聴いてるこっちが恥ずかしくなるから、ちょっと勘弁(汗)








《例え撃墜されても、元気なお姉さんなのです(苦笑)》



このようにイマイチ締まらない最後ではありましたが、7ターン目にて決着

となりました。

思った通りの奇襲にはならなかったけど、良しとしますかね。










……え、マジンガーとヴォルクルスを忘れてるって?

ああ、あいつらね。イカンイカン、マジで忘れてました。

マジンガーはデモンゴーレムたちを一掃するも、同時にヴォルクルスに追い付かれ、

そのまま交戦に移りましたが、そこは桁違いのHP32000。








デモンゴーレムを追い詰めたアイアンカッターはまるで効果ナシ。

こうなりゃ戦車に対する日本刀も同然。

虎徹も正宗も備前長船も、へし折れることに何の違いもありません。

相手が強ければ名誉の名も誉れの名たるにあらず。

どんなに美しく鋭い名刀も、強い力の前ではナマクラ以下、

さしずめ「鰯の頭(いわしのあたま)」にしかならんのです。










最後の力を振り絞って放ったブレストファイヤーも避けられ、













ゴミのように片付けられて、呆気なく爆発しましたとさ。(´∀`)










【蛇足資料】



今回の対戦相手に使用した邪神連合の面々ですが、

彼らの知名度は決して高くない気がしますので、

手持ちの資料から集めた情報をもとに、簡単な解説を添えておこうと思います。

(参考資料:コンプリートボックス、全スーパーロボット大戦 電子大百科、ネット検索など)


解説の画像については電子大百科のものも併用しているのですが……

これはつまり、コンプリートボックスの大百科にアテにならないものが

多かったためです。











《アテにならない画像例:ヴォルクルス》












〈サフィーネ・ヴォルクルス(グレイス)〉


スーパーロボット大戦EXに登場。

EXに収録されている三部作のうち、シュウの章で味方として活躍する女性。

破壊神ヴォルクルスに仕える家系にあり、神官ルオゾールと、シュウ・シラカワに付き従って、

世界を破壊と混沌に満たすべく、ヴォルクルスの復活を目指していたが、

その復活の際に立ち会った瞬間、シュウはヴォルクルスの前に立ちはだかると、

過去の因縁を持ち出して、その報復を行う形で撃破してしまう。

(第三次スパロボにて、精神に干渉を受けて、一種の傀儡状態にされたことが

気に入らなかった)


しかし、彼女にとってはヴォルクルスへの信仰より、シュウに対する

敬愛の方が勝っていたため、

その後は名をサフィーネ・グレイスに改め、シュウとともに行動を共にしている。











性格はだいぶアレだが、意外と子供っぽいところもある。












〈ウィーゾル〉


サフィーネの駆る魔装機。

脚部にあたる部分が一本のみという、奇抜なデザインが印象的で、

妖装機とも呼ばれている。

派手な見た目の通り、攻撃において優れた性能を発揮する。

百式はちょっと前に出すと落ちるし、バウンド・ドックはタフだけど武器に難があるわ、と

最初から最後まで特徴が偏りまくりなシュウの章における貴重な攻撃役。











〈デモンゴーレム〉


邪霊や死霊などの宿った泥人形。

「大地のあるところどこからでも召喚出来る」とあるように、

サイバイマンのような使い方が出来るのがウリである……

が、味方サイドで使うことは出来ないのが、ちょっと不満。

なお、召喚者の命令に従い、命など惜しまない、素晴らしい忠犬とも思えるが、







《シュウの章「邪神解放」より。勝手に沸き出てきたものなどは

特に始末に困るという例》



基本的には怨み辛みのままに暴れまわるだけの、はた迷惑な存在である。

なお、その図体は魔装機に対抗出来るほど大きいが、

所詮は土の塊に過ぎず、空を飛ぶことも不可能なため、

決して強力な力を持つものではない。

……が、基本的に群れを成して現れるので、鬱陶しい。

ちなみに色違いの、パワーアップ版も存在。












〈ヴォルクルス(上半身)〉


破壊神サーヴァ・ヴォルクルスの怨念が実体化したもの。

驚異的なタフネスと、強力な攻撃力を持って、ひたすらに破壊の限りを尽くすが、

知恵はないので、その意味ではデモンゴーレムと大差はないと言ってもよいだろう。








なお、今回のプレイ日記では取り扱わなかったが、

上下の肉体が揃ったもの(自我あり)や、

下半身のみで活動を行うものなども存在している。






TOPへ戻る