※このプレイ日記は2016年12月4日に後援者の秋穂さんが製作したものです。




第1708弾





実況パワフルプロ野球
ポータブル2















西暦2016年(平成28年)某日




 プレイ日記が集まらん。こういう時にこそ役にたってもらわないと

いけない人物がいる。



 それで部長ですか?最近、見ませんね。












 打電したら返信はくるから、生きてはいる。



 でも、どこにいるのかわかりませんよ。



 大丈夫だ。おおよその検討はついている。
















 2016年9月6日 某所


 球場にいけばいるなんていっていたけど・・・。









 


 いった〜!!エル様、ホームラン!!



  丸〜!!ナイスバッティング!!



 ほんとーにいた。



 あら?ナカユウさん?



 今年のカープは絶好調ですね。



 戦力的にはまだまだ。投打がかみ合っているから

勝てているだけだよ。



 セ界の名言『メークドラマ』。一時は「パート2」があると

ささやかれていたけど今年は優勝でしょう。



 セ界制覇は、絶対大丈夫。日本一やCS優勝は無理だけどね。

 (※日本一は逃したけど優勝しました)



 ほんと、ほんと、セ界制覇してCS進出するだけでも嬉しいよね。



 2位にゲーム差10以上をつけて首位(平成28年9月4日現在)なのに

CS優勝を信じていないなんて・・・。



  それはそうと、どうしたの?



 隊長から質問状を預かっています。



  どれどれ?



 (ドキドキ)











【秋穂部長へ質問!】




現役・OBを問わずの質問です。

プロ野球選手で
バッティングがうまいと思った投手

教えてくれませんか??

回答数・回答内容はおまかせいたします♪









 なんで投手なの??
















 隊長はパワプロのホームラン競争をピッチャーで挑んだんですが

結果は「ほとんど入らない」だったそうで。



 い、入来選手だw










 


 名選手だけどさすがに無理だよ(汗)



 パワーFですし。



 とうことで、現役・OB問わず、打撃がうまいと思った投手を

教えてください。



 わかりました★じゃあいきますよっ。













 大谷翔平
(日本ハムファイターズ)

球速165km、投手なのに1軍で4番をまかせられている選手です。

投手としても、野手としても「超一流」の域に達し、リアルはもちろん

ゲームの野球の常識も覆しました。

大谷選手が登場するまで、プロの壁は厚く投手か野手のどちらか選択するのが

プロ野球界の暗黙の了解でした。







関根潤三

 50勝1000本安打を達成。

大谷翔平選手より「先に」投手と野手の二刀流で成功した人の「一人」。

※「二刀流」そのものは大谷翔平選手より先に達成した選手がいて、

それも一人ではなかったことに注意。



 現役は1950年〜1965年。大谷翔平選手がプロ入りするまで約半世紀、

二刀流の選手として成功をおさめたとされる選手はあらわれず、

いつしかプロ野球で二刀流は無理だされるようになりました。







 別所毅彦

 通算662登板 310勝178敗 防御率2.18

2111打席500安打 35本塁打 打率2割5分4厘 248打点 

現役は1942年〜1962年。戦時中より活躍し、すでに鬼籍。

存命であれば大谷選手の二刀流についてのコメントは数多く寄せられたにちがいありません。

通算310勝は、金田・米田・小山・鈴木に続く5位。

監督・コーチとしても1970年以降就任していないので馴染みがない人も多いのでは?





川上憲伸

 通算275登板 117勝76負 防御率3.24

 506打数75安打 8本塁打 29打点 

 現役1998年〜2015年。

 中日ドラゴンズのエース。広くフェンスの高いナゴヤドームなのに本塁打。

 野手顔負けです。





 
広池浩司
(広島東洋カープ)

 通算248登板 9勝12敗1セーブ 25ホールド 防御率5.47

 通算22打席2安打1本塁打1打点1盗塁。

 現役は1999年〜2010年。先発から中継ぎ等、「困ったら広池」。

 指名打者(DH)がないセ・リーグであるものの、

起用は「中継投手」が主だったので打席にたつ機会が少ない。

安打を記録したのはわずか2本だが、どれも記憶と記録に残る。

 1本目は、プロ入り初打席初本塁打。

 2本目は、内野安打&盗塁。

 かなり面白い経歴の人で、大学野球を終えたあと全日空に入社。

プロ入りした同期と会っているうちに、いつしかプロ野球選手になることを夢見る。

 広島東洋カープの入団テストを受け合格。ドラフト下位(8位)で入団。

入団した年は、松坂世代の年でもあり、

金城、上原、二岡、福留、岩瀬、小笠原、英智、東出、新井、松坂、稀哲、

小林雅、里崎といった球史や記憶に残る選手が多数入団。

その荒波にもまけず背番号68を背負って入団であった。

のちに背番号28となる。

現役引退後はライオンズで打撃投手・副寮長・球団本部と歴任。


※広池さんの現役時代の時に「今年の目標は何ですか?」と尋ねたところ

「優勝」とコメントをいただきました。

あれから10年以上になりますがようやく現実をおびてきましたね。







石井琢朗
(横浜→広島東洋カープ)

 通算28登板 1勝4敗 防御率5.69

 通算9967打席2432安打102本塁打670打点358盗塁 打率2割8分2厘

 投手時代では8打席3安打。

野手登録1年目で250打席59安打3本塁打23打点4盗塁

打率2割6分9厘と野手としての才能を開花。

2000本安打、最多安打2回、盗塁王4回を記録した。

 横浜で現役を終えるかと思えば、ユニフォームを青から赤にしての現役続行。

2000本安打を達成した新井選手が広島東洋カープに戻ってくる前に背番号25を

背負っていた選手の一人でもあります。





嶋重宣
(広島東洋カープ)

 通算3116打席868安打126本塁打421打点22盗塁 打率2割7分9厘

 現役は1994年〜2013年。

 投手でも野手でも素質があったとされる選手。

プロ入団時では投手として登録されるも肩を壊してしまったので野手として転生。

神様といわれた前田智徳さんでさえ記録できなかった最多安打のタイトルを記録し

「赤ゴジラ」で一世を風靡。

 「赤ゴジラ」としてブレークする少し前から注目していたのですが、野手となってから年々

体つきがよくなっていました。

神がかっていたのは2004年と2005年前半。

 試合に出ると必ず安打が出るので、試合に出るときは、安打が前提で

「今日はマルチヒットか猛打賞か」が話のネタでした。

2005年のオープン戦で放たれた本塁打は、

ソフトバンクの城島選手の本塁打が霞むかのような大きな放物線を描く本塁打でした。

私にとって、後にも先にも滞空時間が長く綺麗な本塁打をみたのは彼でしたね。












雑記集




「プロ野球選手でバッティングがうまい投手は誰か?」





 プロ野球を知らない人がプロ野球をみていると湧き上がる「素朴な疑問※」の

一つではないでしょうか。


 ※例

・なぜ先発・中継ぎ・抑えと分業するのか。

 ・先発の登板間隔をもっと短くできないか。

 ・抑えの投手を先発で起用しないのか。


投手もDH(指名打者制度)がなければ9番目の打席に立つので、

バッティングがうまい投手が表れても不思議ではありません。

ところが、バッティングがうまいと言われる投手は数えるほどしかしません。

※日本ハムファイターズの大谷翔平選手が名実ともに規格外。


 長年、プロ野球を見ていますが、プロ野球選手の「バッティング」に

「うまい」とか「下手」という言葉で表現できないのではなのか感じています。

 特に、「投手の打撃」は難しいのですね。理由はいくつかあります。




 その1 プロ野球選手はみんなうまくて素質があるから。

 プロ野球は現在12球団。1球団あたり4〜10人くらいドラフト指名するので

年間50〜100名程度。

高校野球で「地区優勝しエースの投手や4番を打っているような人」が

ようやくドラフトにかかるかもしれないという狭き門です。

 ドラフトで上位指名されたからドラフト下位よりも優秀というわけではなく、

その年のチーム事情や他球団の指名状況を読んで、ドラフト当日に指名順が変わりますね。

野球を知らない人でも名前は知っている選手は、

「うまい」・「下手」という尺度で語ることのできない存在です。

そういった人を基準に「うまい」とか「下手」と考えるのはあやういと考えます。




 その2 個人成績の良し悪しで必ずしも「うまい」「下手」とはいえないこと。 

投手は投球で活躍すればいいという考え方が認知されていて、

打席にたってもバットを振るそぶりも見せないなど打撃にまったく関心を示さない

選手がいます。

自打球やデットボールの危機から身を守るためであったり、

体力を投球のために温存しておきたいという気持ち、

インセンティブ契約に投手は打撃の結果が考慮されていなかったりするからです。

また、投げる投手側も打者である投手を侮り、手を抜いて投げることがあります。

お互いが一試合一打席に全力を注いでいるといいきれない部分があります。

また、チームの方針というものがあります。


例えば、ノーアウトランナー一塁の時に打席になった時、打者はどうするべきか。

【1】犠打でアウトになるが、ランナーを確実に得点圏(二塁)に進める。

【2】ダブルプレーのリスクを背負って、安打を狙う。

 この事例にどちらが正しいか間違っているのか答えは出ません。

 ただ、左右することは監督やコーチ、チームメイト等がどちらに

価値観を置いているかでしょう。

 犠打より安打を狙った方が良くても、上司である監督が犠打を打つように命じられたのであれば

犠打をしなければならないこともあります。




その3 投手は打撃練習そのものが少ない。

日本のプロ野球は「投手」と「野手」に分かれて練習をしているチームが大半です。

投手は野手が打撃練習している時間を投球練習にあてているので、

投手のバッティングの技術は下がっても仕方がありません。

基礎的な打撃練習がおぼつかない中で打率を下げているのではないかと考えます。




その4 プロ野球選手はケガ(故障)のリスクを背負っているから。 

プロ野球選手は毎年70名近い選手が入団し、同じく70名が

引退や戦力外通告などによって球界をさります。

体調が好調・不調ならまだしも、怪我等の故障があったらどうでしょう。

それも選手生命を危ぶまれる重大な故障だったとしたら。

せっかくつかみとった1軍の切符をむざむざすてるようなカミングアウトは大抵しません。

外にもれないようにするからマスコミにも伝わらないし、

ファンは選手の状態を正しく知る由もありません。

本調子でないのに本調子として「うまい」「下手」と判断するのも違うかなと考えます。




 総じて、

「うまい」とか「下手」というのは人それぞれの価値観だと考えます。

 私がバッティングで「うまい」とするのは、バッターが自分の実力を把握していて、

相手の投手や守備状況をみて、いかに塁に出られるか、

併殺打にせず進塁させられるか、相手投手の体力を削られる(球数を増やさせる)か、

相手の守備をかく乱できるかです。

したがって、打率2割8分もいかないのに安易な本塁打狙いかつ初球狙いをするバッターは

「うまい」とは思いませんね。
















 かつて後援者を戦慄させた蒼皇軍の長文テロを思い出します。

秋穂さんは本当に野球が好きなんですね♪



 ZZZ・・・



 ね、寝てる(汗)





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