※このプレイ日記は2016年6月5日に後援者のボルカノさんが製作したものです。






第1629弾





ゾイドサーガDS









こんにちは、ボルカノです。

今回は久しぶりにゾイドサーガDSでプレイ日記を作ります。



そこで、まずは題材。

今まではチャレンジングモードで縛りプレイを行ってきましたが、

今度は原点のうちの一つでもある、アニメ版ゾイドの名場面の再現

挑んでみようと思います。



第34話「帝都炎上」の一幕、超巨大ゾイド デスザウラーとの攻防戦です。

まずは、あらすじをドーゾ。アニメ観てた人はぜひ、思い出しながら、ドーゾ。







【第34話 解説】

かつて、たった一機のゾイドによって世界が一度、滅ぼされたのだという。

その名は、デスザウラー。

それを今、再び甦らせ、世界を手中に収めんと野望に燃える者がいた。






ガイロス帝国摂政 ギュンター・プロイツェン。

彼は次期皇帝ルドルフを密かに追放すると、

暗殺のために刺客を繰り出し、自らが皇帝に成らんとするべく策謀を巡らせていた。

既に皇帝の証は奪い、ルドルフの死も公言している。

もし、ルドルフが刺客の手をくぐり抜けて、現れたとしてもそれは第二の者。

国民の前で、正真のルドルフ本人であると証明する術はないのだ。

そして、来る戴冠式に、彼は国民の前にデスザウラーを晒し、

自らが皇帝の座に就き、ガイロス帝国を導いていくことを宣言する。






「我らが愛するルドルフ・ゲアハルト・ツェッペリン3世殿下は、

御隠れ遊ばされた……。されど、諸君!

我々は今、殿下の死を悲しみ、喪に伏している時であろうか!

今、共和国軍は愚かにも、我が領土の侵略を開始した!

我々はそれに屈していいのか!?」







同じ頃、敵地であるガイロス帝国領土に踏み入った、ヘリック共和国軍は進撃を続け、

ついに部隊を帝都ガイガロスにまで進入させていた。

公的には死人となったルドルフを庇い、謀叛人の烙印を押される危険を犯してでも、

共和国との連絡を取り、

この事態を収拾せんと、介入を要請したホマレフ宰相の手引きによるものだ。

その大部隊が次々と隊列を固め、列を成した砲が一斉に火を吹いたが、

デスザウラーは、嵐のような砲撃をことごとく受け止め、なおも優位に戦いを進めていく。











反撃の荷電粒子砲が稲妻のように空を裂く。

シールドライガーが躍り出るが、粒子砲は自慢のシールドを薄紙のように貫くと、

その後には無惨な残骸と、赤く灼熱した大地だけを残していった。

「シールドがまったく役に立たないなんて……」

ムンベイが信じられないものを見たかのように呻く。

その傍らで、共和国の科学者であったDr.ディがデスザウラーを撃破する

方法を探り当てていた。

それはゾイドにとっては心臓であり、動力源であるコアを破壊するというものであった。






「分厚い装甲を切り裂く鋭いブレードを持ち、かつ、迅速な動きを

するものでなければならない」


それが可能なものは、バン・フライハイトが駆るブレードライガーだけだ。

倒す方法は判明した。

それなのに何故かディの顔は暗かった。

「だが、デスザウラーはジェノザウラーと違って、荷電粒子砲の向きを自由に動かせる上に、

何発でも連続で撃ち続けられる。だから、迂闊に近付くことは出来ない」







そのジェノザウラーにさえ、懐に飛び込むまでに多大な苦労を伴い、

撃破には死闘も強いられた。

しかし、デスザウラーを知る少女であるフィーネが、このように言う。






「荷電粒子砲を撃たせない方法ならある。あの背中にある、荷電粒子の

供給ファンを止めればいいの。

荷電粒子を集められなくなれば、荷電粒子砲を撃つことは出来なくなる」

「そうか、なるほど!」


ディが妙案を得たとばかり喜び、フィーネを誉める。






この荷電粒子を止める役目は、上空を飛び回る二機のストームソーダーに託された。

「ほんの5秒間だけ、奴の動きを止めてほしい」

「俺がやってやる!」


アーバインが意気込んで、名乗りを上げる。

しかし、ハーマンは待てと、彼を制止する。

「?なんだよ??」

「コマンドウルフじゃ5秒間も保たせられん」


強い気配のようなものを感じて、後ろを振り向く。






背後には山のように大きな二機のゾイドが、そびえ立っていた。

RZ-001 ゴジュラス。ヘリック共和国軍が誇る最強の格闘戦用ゾイドだ。

「これに乗っていけ 」

「ゴジュラス!俺が乗ってもいいのか!」


再び、砲撃が始まった。デスザウラーの動きをまったく封じ、

その上でブレードライガーを懐に飛び込ませるには、ここに集まったすべてのゾイドが団結し、

緻密な連携のもとに動いてみせなければならない……。









【再現編】


長々と書き連ねましたが、

要するにはデスザウラーの足止めをする場面を再現するということです。

ただ、かなりの種類のゾイドが参加した戦闘ですので、一口に足止めと言っても、




共和国の主力部隊に加え、




デスザウラーへと突進していく二機のゴジュラス、




さらに、プロイツェンを粛正すべく立ち上がった帝国軍部隊と、

3つのグループが存在していました。



そこから私が選ぶのは、二機のゴジュラスです。

よって、今回の戦いは1対2となります。


なお、乗り手は傭兵のアーバインと、共和国の軍人ハーマンです。


次に目標ですが、

当然のごとく足止め。稼ぐ時間はゲーム内の時間にして5ターンとし、

戦闘開始から6ターン目を迎えた時点で、自動的にこちらの勝利とします。

そして、最後に。戦闘を有利に進められる、お助け要素はどこまで良しとするかですが、

アイテムの使用を禁止、改造による強化も禁止。

しかし、デッキコマンドはランダムに(目隠しで)5つまで選んで良いものとします。



……以上が今回の戦いで課す条件です。


それでは、各ゾイドの性能の公表と参りましょう。

ちなみに()内の数値は、乗り手の能力による修正なしの素の値になります。










【ステータス】





機体:ゴジュラスガナー(アーバイン)

HP:544(175) EP:16/33(16/33) EP回復:3(3)
素早さ:19(6) 避けやすさ:312(90) 防御:160(160)
バトルポイント:0

〈武装〉

《クラッシャークロー》
攻撃力:400(100) 当たりやすさ:305(80)使用EP:2(2)
属性:格闘 範囲:1-1+単体

《4連衝撃砲》
攻撃力:440(110) 当たりやすさ:400(70) 使用EP:1(2)
属性:実弾 範囲:1-2+単体

《長射程キャノン砲》
攻撃力:680(170) 当たりやすさ:429(75) 使用EP:7(15)
属性:実弾 範囲:2-3+単体

《ハイパーファング》
攻撃力:760(190) 当たりやすさ:286(75) 使用EP:7(7)
属性:格闘 範囲:1-1+単体






機体:ゴジュラスガナー(ハーマン)

HP:875 EP:16/33 EP回復:3
素早さ:19 避けやすさ:300 防御:160
バトルポイント:0

〈武装〉

《クラッシャークロー》
攻撃力:500 当たりやすさ:347 使用EP:2

《4連衝撃砲》
攻撃力:550 当たりやすさ:303 使用EP:1

《長射程キャノン砲》
攻撃力:850 当たりやすさ:325 使用EP:7


《ハイパーファング》
攻撃力:950 当たりやすさ:325 使用EP:7






機体:デスザウラー(野良ゾイド)

HP:4250(500) EP:425/850(50/100) EP回復:85(10)
素早さ:109(9) 避けやすさ:1550(50) 防御:1100(400)
バトルポイント:1500

〈武装〉

《大口径荷電粒子砲》
攻撃力:800(400) 当たりやすさ:(55)使用EP:50(50)
属性:対空・レーザー 範囲:全体

《ビームガン》
攻撃力:610(210) 当たりやすさ:(80) 使用EP:17(17)
属性:レーザー 範囲:1-3+単体

《スマッシュテイル》
攻撃力:630(230) 当たりやすさ:(90) 使用EP35(35)
属性:格闘 範囲:1-1+縦一列

《バイトファング》
攻撃力:750(350) 当たりやすさ:(75) 使用EP:(20)
属性:格闘 範囲:1-1(単体)









【実行・再現開始】




やることが決まったので、ラストダンジョン(ゲームクリア後)へGO。

それでは、さっそく行ってみましょう。





まずは、デッキコマンドを確認。どんなものを選んでいたのやら。







つ、使えねえ(泣)

先攻か、後攻かを操作するものばかりで、実用的なのは「偽りの交渉」くらいしかない。

「速攻:超巨大」(超巨大サイズ以外の行動を禁止)に至っては、

自決用の拳銃も同然。

貴重な1ターンがデスの独壇場になるだけ。いらんわ(怒)





とにもかくにも、自分で選んだ道。

贅沢を言わずに割り切って、戦闘開始と参ります。









するとさっそく、デスに先手を取られ、ハーマン機がいきなり半壊(汗)

ヤロー、舐めやがって。反撃だ!














全然、効かねぇ……。








このままでは危険なので、偽りの交渉を使って、2ターン目をやり過ごすことに。

これで、なんとか凌ぐしかない……。









しかし、3ターン目、デスがぽっかりと口をご開帳。

最強武器の荷電粒子砲です。





べらぼうなダメージを食らって、ハーマン機が崩れ落ち(泣)

それより、まずいのは後ろに控えるアーバイン機です。

何故なら荷電粒子砲は全体攻撃。

そして、アーバイン機のHPは544。防御力はハーマン機と同じ。

つまり……これは……………

死ぬ。






と、思ったら、上手いこと避けて無事だ!やるな、アーバイン。






さて、4ターン目。あと2ターン凌げば、自ら課した制限をクリアとなります。

希望が見えてきた。頼むぞ……アーバイン!ゴジュラス!






即死。ダメだった(泣)












[ボルカノ]あっはっは。強いなぁ、デスザウラー。カッコイイなぁ。

……うらぁっ!









くそったらあぁぁぁ!ちったぁ空気読めゴラァ!!












ちょっ、物に当たるんじゃねえよ。



う、うっ、うっ、うるせぇ!










ぐわっ!



で、デスザウラーめぇ……!



私にお任せを!



なんだ!?












【武将解説 楊齢


三国志演義に登場する創作武将。長沙群太守、韓玄配下の武将。

黄忠出陣に先立って出陣したが、関羽に斬られた。








荊州南部四群が一つに長沙あり!その長沙の将に楊齢あり!



楊齢……楊将軍か。奴を止められる気か!?



私が破滅の魔獣を斬って見せます!



よく言った!よぉし、楊将軍にデスザウラーの相手を任せる!

ついでに戦いの条件も変更だ!

俺が稼いだ4ターンに加え、楊将軍が稼いだターン数を上乗せして良いものとする。

つまり、将軍が2ターン稼げば、条件は達成だ。そういうことにする!



御意!



せ、せけぇ……。ダサ過ぎんぜ、ボルさん……。












戦いは臨機応変だ!将軍、見事粘れば、恩賞を出すぞっ。



はっ。それでは我が君、行って参ります!



負嗣、曲を鳴らして楊将軍を励ましてやれ!



えっ?



なんでもいいから、鳴らせ!



んなこと言ったって、いきなりよぉ(汗)ど、どれにすりゃいいんだぁ?











それはファンタジスタドールのED!ほんわかしちまう曲だ。

やめろっ!



し、知らねーって!じゃ、どうすりゃいいんだよ!?



下いけ、下。ストUがあんだろ。ケンのテーマでもかけたれ。



ど、どこよ?









やあ!ええやっ!デスザウラー、その命いただこう!



あー、ほら、将軍が戦い始めるじゃないか。急いで、急いでっ。



急げったってなぁ……。











バッカ、おま、通り過ぎてんじゃねぇのー。



え?



え?じゃないよ。バッカ、おめぇはバッカで、

まったくおめぇはよー……。貸しな!



ああぁ!だったら、最初から、自分でやれよ!











ズガガガガガ





ドオォォォン!






……?ボルさん、ボルさん。



なに?



ボルさん、あれ、あれだって。あれ見てくれ。



なんだよ。










ヨーレイさん、死んでるぜ。



おおうっ。何ターン稼いだ?



1ターン。


んーっ、アウト!











カチャ。



観自在菩薩 行深般若 波羅密多時……




お経かけんなよ(汗)



ダメだ、こりゃ!













というわけで、作戦失敗!







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