※このプレイ日記は2015年1月8日に後援者のカワウソさんが製作したものです。











最高の格闘ゲームは何か?


私は迷わずこう答える。











 

『そげなこつ、ヴァンパイアハンターに決まっちょろ〜がっ!!』
















第1557弾





ヴァンパイアハンター














カワウソ課のプレイ日記でも少し触れたが約20年前の

1994年〜95年、アーケードの格闘ゲームは黄金期を迎えていた。








 

後にセガ・サターン150万本大ヒット作となる3D格闘ゲームの金字塔

『バーチャファイター2』




 

3対3という新たなスタイルで人気を博し、シリーズ化した。

  『キングオブファイターズ94 』




 

重い一撃の緊張感だけでなく、相手との距離によって画面がズームする演出などで

後の格ゲーに多大な影響を与えた

『真・サムライスピリッツ』




 

ストリートファイターUシリーズ最後タイトルにして豪鬼のデビュー作

『スーパーストリートファイターUX』





 

新たなストリートファイターシリーズ

『ストリートファイターZERO』




他にも『豪血寺一族』『ギャラクシーファイト』『ファイターズヒストリーダイナマイト』など、

そのほとんどが非常に高い完成度のものばかり。


そんな『格ゲー天国』に入り浸っていると







『人間が人間を軽く飛び越えれるわけないだろう。』







『刀で切られりゃ一発で死ぬだろ、普通。』






 

『ラスボスはサリーちゃんのパパか?』




などと無粋なことをつい思ってしまう。

皆さんも一度は考えたことあるのではないでしょうか?











『まぁ、、、ゲームだし、な。』


一度その思考に支配されるとプレイヤーと操作キャラクターの関係は

熟年離婚の夫婦が如く一気に冷めてしまう。




『あんなに愛してくれていたのに。でもあなたと私は別次元に住むもの同士、

仕方ないわね。さぁ、部活と受験勉強に集中しなさい、、、』



ビックリマン、BB戦士、コミックボンボンを卒業したように『その時』がきたようだ。

格闘ゲームも卒業かと思われたその時『それ』は現れた。











『ヴァンパイア・ザ・ナイトウォーリアーズ』
(1994年)



ストUシリーズに続いて発表された完全新作の対戦格闘ゲームでヴァンパイアシリーズの

初代の作品である。







 

最大の特徴はキャラクターのほとんどが『モンスター』であること。

人間では突飛な動きも違和感なく表現できる。










盲点だった。

『人間』で無理なら『人間じゃないもの』を戦わせればいいのだ。

空を飛び、火を吐き、切られても、踏み潰されても簡単には死なない。

それが許される。

だって彼らは不死身の『モンスター』。



キャラクターのインパクトだけなら『単なるキワモノの格ゲー』で終わっていただろう。

しかし、そこはCAPCOM。


●複雑な操作なしに通常技が繋がる『チェーンコンボ』

●防戦一方でも反撃できる『ガードキャンセル』


この2つの新しいシステムにより純粋に格闘ゲームとしての新たな面白さがあった。

とはいえ、初代『ヴァンパイア』はまだまだ荒削りで難易度も高かった。







翌年1995年に登場した続編『ヴァンパイア・ハンター』でシステムは洗練される。












これにハマりまくった。

『こいつぁ、卒業なんて言ってらんねぇ!』

ヴァンパイアハンターはとにかく新鮮だった。









アメコミ風のグラフィックはホラーテイストの中にユーモラスが感じられ、

コミカルで滑らかな動きはディズニーアニメを彷彿させる。


その膨大なグラフィックパターンは当時の最新機種である『プレイステーション』

『セガ・サターン』のいずれも完全移植は不可能だったそうだ。






 

『動き』だけでも個性があり

ダッシュ1つをとっても『消える』『走る』『滑る』『潜る』など様々。

空中ダッシュ可能なキャラクターもいる。









また、勧善懲悪のヒーローものが嫌いな私にとって『ハンター』の世界観

とてもよかった。








前作の吸血鬼『デミトリ』に代わり、新たな主人公『ドノヴァン』は闇の住人を狩るハンター。

魔族と人間のハーフでスタンド、、、っぽい精霊を操る。







 

一見、正義の味方だが闇の住人ならばそれが『かわいい猫娘』だろうが

『お茶目なビッグフット』だろうが容赦なく殺す。










そしてエンディングでは殺戮を繰返し血を浴びすぎたせいで自身が闇の住人となり、

僅かに残った人間の理性で苦しみ続けるという。まさかの主人公鬱エンド。









(※連れの女の子の感情を取り戻すことはできたので救いがないわけではない。)




対戦で勝てなくてもいいから全キャラクターのエンディングを見てみたい!

というプレイヤーもかなりいた。

それほど全員主役をはれるくらいの魅力があった。






その中でカワウソが特に好きだったのは半魚人『オルバス』








キラーマシーン『フォボス』










オルバスは攻撃の際、体の一部が海洋生物に変化する。

足が巻き貝になったり、手が蟹の鋏になったりと、とにかく落ち着きがない。

相手の動きを封じ込める技が多いのが特徴的で

『ガス』か『泡』で封じ込めて高性能な『大波』をドォーン!!といった爆発力が

魅力的だった。








ちなみに女性化した姿が密かに人気だとか。










フォボスは古代マヤ文明のキラーマシーンが『土偶のデザイン』という

ぶっ飛び具合が気に入った。

空中で停止したりと正直かなり癖のあるキャラクターでうまく扱えなかったが、








ラピュタに出てきた『アイツ』を動かしているようで楽しかった。












ちょいと待て。

おまえのとこの事務のねーちゃん
はどうした?



我がカワウソ課の紅一点。事務のモリさんこと

『モリガン・アーンスランド』

ヴァンパイアシリーズのヒロインである。




んが、実際のところモリガンをゲーセンで選んだことはほとんどない。

その理由は、、、








『エロすぎた。』



当時、中学生の私にとってモリガンは『ビジュアル』『セリフ』『動き』

全てが刺激的過ぎた。

もとが男を誘惑し生気を吸う魔物『サキュバス』なんだから仕方ない。

同世代の友人達も『これを使うやつはエロい』というレッテルを貼られることを恐れ

敬遠していた。







全裸の(服っぽい部分はたしか体毛)猫娘フェリシアを使おうもんなら『変態確定』である。


そもそも、全体的に『露出度』が高い。

全14名中 実に半数以上が『全裸もしくは、半裸』

これも人間じゃないので、全然OK。







 

中世ヨーロッパ絵画の『人間の女性のヌードはアウトだけど女神様ならセーフ』

的な発想なのだろう。








怖くてエロくて楽しい!!

思春期のカワウソが望むものが全て詰まったヴァンパイアハンター。

仲のいい友人は楽しくてスケベがほとんどの私にとってヴァンパイアもまた『強敵(とも)』

となった。

むむむ。話しているうちに戦いたくなってきた。









求む!!

後援者の方でカワウソとヴァンパイアハンターで対戦したい人!!



ご静聴ありがとうございました。


※画像の一部に続編のヴァンパイア・セイヴァーがありますが気にせんでください。













おまけ




初代の主人公、吸血鬼デミトリには相手を強引に女体化させる

『ミッドナイト・ブリス』という面白い技があります。

オマケではカワウソが勝手に後援者の方にオススメの『ブリスっ娘』を紹介します。










小さな女の子がお好みの激突王、大和さんには

スク水イカ娘ことヌールちゃん。







●Mっけが滲み出ているボルカノさんには

ドS教官のベガ子ちゃん。







●グラマラスな美女のイラストで長剣サイトを彩ってくれるMLさんには

金持ちの愛人っぽいギス美ちゃん。 









●年末のオフ会で
吉○沙保里を抱けると豪語した勇者・党員4号氏には、

素材を活かしすぎたブリス界の問題児ヒューゴーちゃん。














 カワウソよ。いくら吉田選手がOKでも、最後のはさすがにキツいだろう。

ほとんどビジュアルが変わってないじゃないか。



 うーん、、、ブルマ履いてるしイケると思うんだけどなぁ。よし、

本人に直接聞いてみよう。

あ〜もしもし、カワウソです。突然ですが女体のヒューゴー抱けますか?














 愚問じゃな。問題ない。わしを誰だと思っとるんじゃ。



 だってさ♪













 党員4号、、、ヤツはバケモノか!?






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